FC2ブログ

肉盛つけ蕎麦(冷汁・玉子付き)(880円)@池袋・馳走麺 狸穴

2010-01-20
MAMIANA

先日中華蕎麦を頂きましたが、このお店のメインはやはりこの「肉盛りつけ蕎麦」。
日本蕎麦につけ麺の感覚を持ち込んだ港屋@愛宕のインスパイアということで、ラーメン/つけ麺の類というよりは。完全に「日本蕎麦」である、という事前知識が必要です。

「蕎麦界の二郎(諸説ありますが)」とも言われる港屋の大ファンとしては、こりゃ食べないといかんでしょう。
ということで、平日13:40着。前客5、後客2。今日は落ち着いてますね。

券売機で「肉盛つけ蕎麦」の大盛の食券を購入し、カウンターへ。
十分弱ほど待って、着丼です。

ほほぉ、なかなかの港屋具合じゃないですか。
明るい灰色の蕎麦の上には、牛コマ(スジもあったかな?)を甘辛く煮付けたもの、さらに大量のネギ(斜め切り)と刻み海苔、そしてゴマがのっています。
対するつけ汁は、濃い茶色のいわゆる「蕎麦汁」。ただし表面にラー油が大量に浮いているのが港屋風。
さらに遅れて別皿。生卵、揚げ玉、紅ショウガがサーブされます。

では、まず麺から。
なるほど、蕎麦ですねw
一本口に入れると、かなりゴワゴワでムチムチ。
小麦粉のゴワゴワ加減ではなく、いわゆる田舎蕎麦的な、粉っぽさを残したモソモソした固さです。
ただ、繋ぎに小麦粉も入っているんでしょうね。若干ムチッとした感触も残っています。
太さは、本家港屋よりも若干細いかな。ラーメン的に言うと「中太の角ストレート麺」という感じか。
しかし香りは完全に蕎麦。そば粉の香りが鼻に抜けます。

では、つけ汁はどうでしょう。
メニューに「冷汁」と書いてあるように、キンキンに冷えています。
つけ麺ライクな熱々の汁を期待するのはお門違い。こりゃあくまで日本蕎麦の類ですから。
#ただ本家だと「暖かい肉そば」もあるんで、熱い汁もまたおいしいでしょうね。
出汁は鰹節と昆布、典型的な蕎麦汁です。キリッと醤油が立ちつつもふくよかな甘みも残り、おいしいですね。
ただし、普通の蕎麦汁と違うのは、ラー油が浮いていること。
コレ考えた人(港屋さんなんですが)すごいなぁ。まさかコレが合うとは誰も思いませんよね。
キリッとした蕎麦汁にラー油が混ざると、一気にジャンク度が上がり、意外においしいんです。
ただ、個人的にラー油はもっと辛いのが好み。もしくは増量できるように卓上に置いて欲しかったなぁ。

ココに蕎麦をつっこみ、ズバッと頂きます。
蕎麦汁のショッパさと甘み、ラー油の香り、蕎麦の香りが合わさり、なんとも言えないジャンキーな味。
汁につけたゴワゴワの麺をワシワシと食らう感覚は、まさにつけ麺アーキテクチャ。
麺にかけられたゴマがいい感じに汁に移り、ゴマ風味も合わさってジャンクさが加速します。

「肉盛」の由来である牛肉の煮付けは、それだけ食べても十分においしいのですが、蕎麦汁につけて食べても、ラー油の香りが移ってまたうまい。
でもちょっと少ないかなぁ。
敢えて荒めに切られたネギのジャキジャキ感もいいアクセントですね。

さて、一通り食った後は、トッピングで楽しみます。
生卵は、店員さんからは「後半に汁に入れてください」と言われますが、卵用の器に卵を割りいれ、独立した溶き卵にします。
これをどうするかというと、そう「すきやき蕎麦」ですよ。
麺や肉を軽く汁につけ、さらに溶き卵につけていただくと、卵の甘みがダイレクトに加わってまさに「すきやき」。うまい。

しばらくすきやきを楽しんだ後は、残った溶き卵を全量汁に投入。さらに、取り放題の揚げ玉を大量にドサッと。
揚げ玉のクリスプ感と油分が加わると、蕎麦汁のジャンク度がさらにアップ。油の旨みが加わり、またおいしいですね。

最後の仕上げは、紅ショウガ。これは確か港屋にないトッピングですね。
肉と一緒に食べると、吉野家の味になりますw
汁に最初から入れると完全に味が支配されてしまうので、最後に入れるのがベターですかね。
ピリッとしたショウガの香りが加わると、サッパリと〆ることができます。

さすがにスープ割はないだろう、と頼まなかったのですが、もしかしたらできるのかな?
怖いもの見たさでやってみたい気もします。この汁を豚骨スープで割ったらどうなるんだろう?

といった感じで、港屋コピーとしてはかなりいい線いってると思います。
日本蕎麦を全ての面で「極端にデフォルメ」し、ジャンク度を高めたこの一杯、なかなか個性的ですね。
麺量は大盛で十分(日本蕎麦は咀嚼が多く必要になるので、けっこう満腹感あります)。
決して港屋以上ではないですが、池袋でこの味が食えるならアリでしょう。

このメニューだけ出す業態だとさすがに厳しいので、一般的なつけ麺、ラーメンと一緒に出すというアイデアもいいですね(オペレーションは大変でしょうけど)。
しかも、どのメニューも完成度高そう(つけ麺は未食なので近々食べてみます)。
飽きずにローテーション組めそうなので、リピートしたいと思います。

最後に、このメニューを食っていて気になった点を一つ。
普通のつけ麺と、このつけ蕎麦の区別が付きにくいのは問題かと。
つけ蕎麦の食券を買ってから店員さんに「これって普通のつけ麺ですよね?」と聞いて交換してもらっているお客さんとか、つけ麺の食券を出してから当方の食しているつけ蕎麦を見て、「えっ?ここラーメン屋だよな?」と心配そうな顔をしているお客さんとかがいました。
一応店内に文章の説明はあるのですが、券売機に写真でも貼ってある方が親切かもしれません。
関連記事
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://tam6000.blog.fc2.com/tb.php/99-350d29a0

<< topページへこのページの先頭へ >>