ラーメンM(750円)@池袋・TOKYO UNDERGROUND RAMEN 頑者
2012-03-01
本日のランチは池袋。乗り換えのタイミングでサクッと済ませたかったので、駅ナカのこちらへ2回目の訪問です。
狙いはレギュラー昇格したという「担々あえめん」。
平日12:30到着。
店内は満席で、外待ち2。後客続々で行列は途切れず。ランチタイムど真ん中ということで、さすがの賑わいですね~。

食券機に向かうと、あ、「ラーメン」登場してるじゃないですか!
オープン当初はつけ麺(濃厚&ライト)のみ提供だったこちらのお店、いつの間にかラーメン(濃厚&ライト)、さらにあえめんという3本柱での営業となったようです。
うーん、あえめん狙いで来たけど、ラーメンが俄然気になります。
ということで、ラーメン(濃厚)のボタンをポチ。
回転はよく、食券を買っているうちにお客さんが出て、すぐにカウンターへ着席できました。
ラーメンは麺量S(150g)、M(200g)、L(250g)から選べるとのことなので、真ん中のMでお願いします。
待つこと10分ほどで着丼。
おっ、これは旨そうじゃないですか!
ルックス的には、典型的豚骨魚介。
表面に油層が見えるドロリ系の茶濁スープの上には、チャーシュー、メンマ、分葱、海苔、魚粉にナルト。
魚粉が載ってるのが「いかにも」ですが、このアレンジの元祖はこのお店ですもんね~。もはや食傷気味の演出ですが、元祖だけに文句つけようがありませんw

では、スープを一口。
・・・お、定番ながら、これはかなり旨いですね~。
さすがこの手のスープのパイオニアだけあって、豚骨のガッチリした旨味と魚粉の風味のバランス取りが絶妙!
どちらの主張もかなり強いのですが、キレのある醤油ダレでキッチリと輪郭を整えていますね。
また、表面の油も多めで、食感はトロリとした粘度を感じますが、粘度と旨味と塩気のバランス取りは見事。
ちょっとしょっぱすぎかな?と思える塩梅も、おそらく計算された最適解なのでしょう。
うん、さすが頑者という感じですね(本店では食べたことないですがw)。

対する麺は、つけ麺の平打ちぎみなものとは異なり、正方形い近い角断面極太ストレート。
麺肌は滑らかで啜りやすいですが、スープの粘度が高いのでしっかりスープも載ってきます。
ただ、つけ麺の麺で感じた印象と同じく、太さと形状の割に麺自身の密度感はなくライトな歯応え。サクッと歯が入り、ボロボロッと砕けるような独特の食感です。
これはこれで面白いですが、もうちょっと重量感のある麺でもいいのかも。麺味は濃いスープの中でもしっかり主張します。
チャーシューは、バラブロック系の煮豚。
ネットリした脂身が多めで、ホロホロ崩れるいい感じの部位でしたが。。。もしかしたらちょっと劣化してたかも。古くなった肉のような味がしました。
メンマは柔らかく、甘めの味付け。いい箸休めといった位置づけ。
海苔はスープに浸かるとフワリと溶ける系。香りもいいですね。
ネギは白髪で、この手の濃厚スープには非常に有効に機能する清涼剤。ナルトはいい彩りアイテムですね。
魚粉は、やはり「お約束」なのでしょうが、スープ自身も相当魚粉が効いているので、魚粉のエグみが強くなってしまいます。これはなくてもいいかな。
全体的に「徹頭徹尾グイグイ系」なスープなので、後半若干飽きが来ますね。
卓上の一味を振りつつ、固形物完食でご馳走様でした。立地と大盛り無料というサービスを考えれば、C/Pは上々。
トータルで見て、やはり鉄板、正統派・濃厚豚骨魚介な一杯。
種々の要素レベルでは好みが分かれると思いますが、やはり「一時代を気付いた味」としての魅力を感じずにはいられません。
前回つけ麺ライトを食べた時「?」という感覚が残ったのですが、なんといってもこちらは頑者。「濃厚」の方は定番なれど外すことはない鉄板メニュー、ということでしょうね。
アクセスもいいし営業時間も長いし、次回こそは「あえめん」頂いてみようかな。
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