FC2ブログ

中華そば(550円)+半カレーライス(300円)@穴守稲荷・中華そば さとう

2011-11-19
珍しくクルマで羽田方面への所要があったので、いつも電車じゃ行きづらいお店へ!と最近地味に注目されつつあるこちらへ。
お店の目の前がコイパなんですね(2台)。クルマを停め、清清しい白い暖簾をくぐります。

平日13:30到着。前客0、後客0。ランチピークは終わっており、まったりした空気。
券売機はなく、木のカウンター席に座り、口頭で「中華そば」。

SATOSATO

腹が減っていたので、めったに頼まないサイドメニュー「半カレー」もオーダー。お会計は基本前金制です。
店内は殺風景wというか、余計なものが何一つないスッキリ感。非常に清潔感溢れております。
水はお店入り口付近にポットが置いてあり、セルフ。
厨房は店主さん一人。思ってたより若い方なんですね!

待つこと数分で、まずはカレーより着丼。
大きめのご飯茶碗にサラッと盛ったライスに、ゆるめのカレールーと福神漬け。
それから間もなく、「熱いのでお気をつけください」の声と共に中華そば着丼です。

ほぉ~、なんとも懐かし系の、いいルックスですね~。
クリアな醤油スープの上には油膜が張られ、その上の具は超シンプルで。チャーシュー、メンマ、ネギ。
青物とナルトあたりがあると彩り的にも豊かになりそうなんですが、550円という価格的にも十分な陣容かな。
カレーと合わせて、なんとなくセピアチックな色調にしちゃいたくなるような雰囲気w

SATO

では、まずはスープから。
口に入れる前から煮干しのいい香りが鼻に抜け、これは旨そうだぞ的なオーラが。
一口飲むと・・・あぁ、いい線行ってるんだけど、ちょっと惜しいかな。。。
味構成的には、鶏ガラ系の柔らかなベースの上に強めの魚介。特に煮干しが明確に主張するのはちょっと今風ですね。
醤油ダレは薄口タイプで、醤油醤油した香ばしさはなし。出汁の深い旨味で飲ませるタイプで、タレはあくまで塩気をサポートするのみ。塩気はそこそこ強めですが、旨味とのバランスは良好。
ただ、ブレかもしれませんが、今日は煮干しの魚臭さが強かったですね。
これよりニボニボしたお店は多数存在しますが、エグみ、苦味、酸味は強くとも、アラっぽい鮮魚系の臭みはあまり感じません。
うーん、僅かだけど、この匂いが最後まで鼻についたかなぁ。。
スープの上には液体油。この甘めの油でもって、スープの凹凸を旨くいなしてるなぁ、という印象。また油のおかげで最後までスープは熱々です。
口当たりはシャバ系。かなり強めの旨味が特徴的なスープですが、その割に化調感はないのがすごい。
ちょっと青魚系のクセが強いことを除けば、しみじみ染みる旨いスープだと思います。これは完全に玄人ラヲタ向けな一杯。

SATO

麺の形状は中細丸断面縮れ。加水は中~高で、チュルンとした口当たりです。
茹で具合はバッチリで、最初はちょっと固めのモソッとした歯応え。
いい感じのウェーブがしっかりスープを上げて来ますね。
麺自体の個性はそれほど強くないけれど、スープとの相性はなかなかいいと思います。

チャーシューはクラシカルなロース系煮豚スライス。
ちょいボソで濃い目の味付け、肉の臭みも僅かに残してありますが、逆にそこが丼の雰囲気に非常にマッチ。
旨味たっぷりのスープに浸けていただくとちょうどいいバランスに。
メンマは濃い目の色合い。甘め、柔らかめに仕上げられたやさしいもの。これも丁寧に作ってる感がありますね。
スープ表面に散らされたネギも、重要な薬味。この辛みが、甘いスープの絶妙なアクセントに。

麺量は体感130g程度か。サクッと食べてご馳走さま。
なかなか後を引くスープなので、カレーと交互に啜っていたらいつのまにかほぼ完汁w

SATO

ちなみにカレーは、甘口でサラっとしたタイプ。
うーん、家庭用ルーっぽくもないんですよね。ラーメンスープをベースに、意外に真面目に作ったような雰囲気を感じます。
辛さはなく、かなり甘口なのですがスパイス感はしっかりあり、旨味は非常に強め。
甘いカレーってあまり好きじゃないはずなんだけど、これはスプーンが止まらないですねw
具はチャーシューの切れ端っぽい豚肉とタマネギのみ。でも逆にこの「スルスル食べられる感」がいいかも。
ご飯は特筆すべき点はないものの、固めに炊かれており、サラサラ系のカレーとはベストマッチ。

このカレーとラーメンを交互に食べると、お互いがお互いの味の邪魔をすることなく、双方の旨さを引き立てあうような印象。
というか、この組み合わせは初体験ですが、意外にアリかもw
この量で300円はちょっと高い(できれば200円くらいが理想)けど、サイドに付ける価値は十分あるメニューですね。

この組み合わせだと、お腹も十分一杯になり、満足でごちそうさまでした。
ラーメン単体のC/Pは非常に優秀。カレーはちょい割高感あり。
せめて、ランチタイム限定で半カレー付きで800円、くらいだとうれしいかも。

トータルで見て、お店の雰囲気含め、どこか懐かしさを感じさせる、じんわり旨い煮干しな一杯。
最近流行りのガツンとくるニボニボ系ではありませんが、この上品なバランス感と丁寧な仕事は非常にアリ。
場所的にアクセスしづらいエリアですし、派手さはない一杯なので、ドカンと一発、という売れ方はしなそうですが、今後も細く長く続けていってほしい名店ですね。

ちなみにこのあたり、駅名からもわかる通り、お稲荷さんがあるんですよね。せっかくだから立ち寄ってみました。
都市伝説にもなってる「大鳥居」の荒ぶる神社ですが、現在はとても鎮か。・・あ、砂頂いてくればよかった(「あなもりの砂」はお守りとして有名)。

RIMG0149RIMG0151

この手の街には必ずぬこがいます。あら、後ろにいるのは兄弟かい?w

RIMG0180

--

中華そば さとう




関連ランキング:ラーメン | 穴守稲荷駅大鳥居駅天空橋駅


関連記事
コメント:
これはまたなんとも渋い一杯ですねぇ。

麺類は基本一種類のみというのが潔くて好感が持てます。

羽田空港に車で行くことはあってもコチラに立ち寄ることは先ず無いかと思われますが、こういうお店があるということは脳内BMしておきます。

最後の猫もイイ顔してますねw
[2011/11/19 21:25] | 秋 #- | [edit]
ども、とまそんです。
あいかわらず・・・・・、写真がキレイ!
これ見習いたいですが、やはり最近流行っている小型デジ一眼ですか?
どうも・・・この写真の美しさには、アタクシのIXYでは、追いつけそうにありません。
[2011/11/19 22:40] | とまそん #- | [edit]
>秋さん

こんばんは&コメありがとうございます!

こちら、和食出身の店主さんらしく、出汁はかなり凝ってました。
仰る通り、塩だの味噌だの出さないところが職人な感じですねw
シンプルながら、かなり完成度高い、渋めの一杯でしたよ。

羽田から激近なんで、すぐに高速に乗らずちょっと寄り道。。。してほしい良店です!

>>猫

このあたり、元は漁師町なこともあるのかもしれませんが、猫が多かったです。
ブラブラ歩いていて気持ちいい街は、たいてい猫がいますね〜。猫好きにはたまらんですw

--

>とまそんさん

こんばんは&コメありがとうございます!

>>最近流行っている小型デジ一眼

いやいや、RICOHのちょっと古いコンデジっすよ。
もともとは模型のブツ撮り用として、マクロが強いだけが取り柄のモデルとして買ったのですが、今はラーメンにおいて真価を発揮しているというwww
ただ、コンデジだと絵に限界があるんで、あとはPCでレタッチレタッチ!ですw
個人的には、旨そうに見えるならば多少の脚色はアリだと思ってる派です。ラーメンの化調と一緒ですw

IXY持って行くしー!もいいカメラだと思います!吉高大好きですw


[2011/11/19 23:27] | タム6000 #- | [edit]
こんばんは!

ちょっと青臭みがのこりましたか。ビジュアルは結構いい感じですけどね。

今度ぬこでも見に行ってみようかな。
[2011/11/19 23:41] | イケ麺 #- | [edit]
>イケ麺さん

こんばんは&コメありがとうございます!

そうですね〜、最近の「ニボニボ」ともちょっと違う臭みがチラッと感じられたのが惜しいなぁ、と。
でも、それ以外の要素は素晴らしく、超バランス型の旨味スープでした。カレーもウマかったです。
場所的に客入りがちょっと心配ですが、細く長く続いて欲しいお店です。

お稲荷さんまで行くとぬこが居ますんで、合わせ技でぜひ行ってみてください!
[2011/11/20 16:42] | タム6000 #- | [edit]












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://tam6000.blog.fc2.com/tb.php/665-a073c4c3

<< topページへこのページの先頭へ >>