トマトM(800円)@大崎・The Outsiders
2011-10-28
そろそろ晩飯の支度でもしようかと思った時間帯、相方から「外で食べて帰りまーす」と入電(完全に主婦視点ですなw)。一人分作ってもしょうがないし、外で食べてくるか〜、でも遠出するテンションでもない。
うーん、かなりお腹へってるし、じゃあ久々に凛でも行きましょうかね、と、テクテク歩いてこちらへ。
狙いはずっと課題メニューになっていた「トマト」!
前回食べたポン酢がなかなかヒットしたので、同じ酸味系のトマトはきっと合うはず、とちょっと期待しつつの訪問。
平日20:00到着。前客5、後客4。
なんと、後客には麗しき女性一人客も!
ラーメン自体のボリュームはともかく、雰囲気的にもなかなか女性が入るにはハードル高いお店だと思うんですが、時代は変わってますねw
メニュー番号をテンキーで打ち込む独特の食券機で「トマトM」の食券を買い、店員さんがに渡すタイミングで「ニンニクは?」コール。当然お願いします。
暗い店内、ハードな音楽、いつもながら、なんともアンダーグラウンドな雰囲気。
特に夜に来るとかなり暗いんですよね。写真撮るにしても、カメラが示すシャッター速度は1/16とかって。。。
待つこと15分で「トマトミニです」との声と共に着丼。あ、Mってミニの意味だったのかw
うん、見た目的には完全に凛、もといOutsidersのいつもの一杯ですね。
トマト的な特別な演出は特になく、チラリと見えるスープが赤いことくらいしか差別点はないかな。
こちら、ヤサイコール等はできないのですが、デフォでも十分こんもりと山がありますね。
ニンニクは生の刻みタイプが頂上より振りかけられています。

レンゲはないし、この量ではまだ丼から直にスープを飲むのも難しいので、まずはヤサイから成敗。
モヤキャベ比は7:3くらいですかね。茹で具合はシャッキリさが残されています。キャベツの芯が若干臭ったのが気になるかな。
そこそこ食べ進んだ所で、ロッソなスープをグビリ。
おぉ〜、こんな感じなんですね〜。
なんだろう、ニンニク+コッテコテオイリースープというJ系のストラクチャなのに、なぜか頭に浮かぶのは「イタリアン」w
酸味のかなり強いホールトマトとニンニクが絶妙のマッチングを見せ、鼻に抜けるのは伊太利亜の風w
先日頂いた「ポン酢」が、醤油ダレの変わりにポン酢を入れていたように、こちらも醤油ダレの存在はほとんど感じず、ホールトマトと塩と化調をぶちこんだ丼に素スープを注いだだけ、という雰囲気ですね。
ホールトマトには塩気はないので、結果このスープの塩気自体は意外に弱いです。で、口中に溢れるのはトマトの酸味なんですね。
ベーススープは豚肉の旨味がたっぷり含まれた、かなりオイリーなもの。化調での旨味の底上げ感はかなりアゲアゲw
しかし、トマトの酸味のおかげで後味はとてもスッキリしており、そこらへん、ポン酢の時とかなり近い雰囲気を感じますね。
では、天地返ししつつ麺をいただきます。
麺はおなじみ、極太角断面ストレートな自家製麺。
「ゴワゴワ系」といってこの麺の横に出るものはなかなかいない、と思われる、ガチムチハードな密度系の歯ごたえ。
麺味も「いかにもオーション」な雰囲気で、この麺好きですね。かなりゴワゴワなんで、食べ終わる頃に顎が痛くなりますよw

豚はちょっと小さめのバラ煮豚の塊が1個。
ここの豚は当たるとホントおいしいんですよね〜。今回は脂身半分ほどのホロ豚で大当たり。
醤油ダレがキリッと効いており、超うめぇ〜!!

麺量は体感250g前後かな?
Rだと軽く300超えの物量で、後半かなり苦しくなるんですが、こちらのお店のいMは最後まで美味しく頂けるのがいいですね。
ヤサイ含めてサクッと頂きごちそうさま。デフォに100円増しでこれだけ楽しめるのなら、C/Pは十分。
というか、後半じわじわとこの酸味の虜になってきまして、固形物を食い終わった後も丼を持ってズズッ、ズズッとスープを啜り続け、気がつけばスープは残り僅か。。。
いかんいかん、これだけの液体油はさすがにまずいだろ、と慌てて強制終了〜。
トータルで見て、J系なのにサッパリ、という矛盾がたまらない一杯。こちらのポン酢が好きな方なら間違いなくハマるでしょうね。
というか、ポン酢よりも食べやすい酸味なので、こちらの方が間口が広いかもしれません。個人的には押しの強いポン酢に軍配ですがw
トマトなJ系ということで、ハヤシライスのソース的な濃厚で甘いのを想像していましたが、思いっきり(いい意味で)予想を裏切られました。
最近ラ店が減少傾向な大崎駅エリアでの孤高の存在として、これからもがんばってほしいですね!
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