特級銀河(750円)@新宿・特級中華そば 凪 西新宿店
2011-09-22
今日のランチは西新宿。ちょい早い時間だったので、11:30オープンのお店を外していくと、自然にこちらに足が向いておりました。
前回清湯の煮干ラーメンをいただき、G街とはまた異なるウマ〜い一杯に満足したこちら。今回は鶏白湯の「銀河」狙いです。
平日11:05到着。
お店の扉は開いていましたが、店員さんはまだ準備中。すぐに暖簾が出てスタートです。
つけ麺も気になりましたが、初志貫徹「銀河」のボタンをポチ。
カウンターへ座り、食券を渡します。
厨房は女性2名。待つこと3分ほどで着丼です。

お、「特級中華そば」はダークブラウンなクリアスープに刻みタマネギが光るルックスでしたが、こちらは明るめのブラウン。
具も変えてあり、大ぶりのチャーシューとメンマ、白髪ネギ、青ネギ少々という陣容。
では、スープを一口。
あ、これはこれで旨いなぁ。
例えば川崎の三三七のように「濃厚な鶏白湯+ニボフレーバー」という感じではなく、あくまで主役はニボ。
煮干しのエグみ、苦味等の味カドを持ったクリアなスープを、鶏白湯の当たりの柔らかさで丸~く食べやすくまとめてきた感じ。見た目は重そうですが、口当たりはサラサラ系。
煮干しの存在感は確かに強く感じるけれど、前回頂いた「特級中華そば」よりもマイルドな印象ですね。また、同系の味作りと思われる「風雲児」よりはかなりビターな感じで、こちらの方が好みかな。
醤油ダレも、特級と違うみたい。塩カドはそれなりに強いのですが、醤油の香りは弱め。ニボの存在感を最大限活かして、塩気のみを付加する、ちょっと塩ダレっぽい感じです。
また、塩気とは別に独特の「喉にジリジリくる」刺激が感じられたのは唐辛子?と一瞬思ったのですが、目視はできませんでした。
麺は特級中華と同じかな。
エッジが立った角断面ストレート細麺ですね。
加水は低めで、博多麺のようなボソッとした強めの食感が特徴的です。粉の味もしっかり感じられます。デュラムセモリナ使用でしたっけ。
この無愛想な麺、特級中華の醤油がガツンと効いたスープにも合いましたが、鶏白湯の丸いスープにも合いますね~。スープの絡みは問題なし。

チャーシューはかなり大きめのバラ巻き豚スライスが1枚。
ミッチリとした肉々した食感と、ちょっと臭みの残る肉っぽさが、ニボニボなスープとよく合っていますね。肉自身への味付けは控えめで、スープに浸して食べる系です。
メンマは太めの材木タイプが2本。甘めの味付けでシャクッと柔らかく、噛み切れた後ホロリと崩れる絶妙の仕上がり。
白髪ネギはその食感と辛味が、スープにキラキラと華を添えてくれる感じでいいですねぇ。。最初はちょっと硬くて辛いのですが、スープに浸けておくといい感じに馴染んできます。
麺量は150g程度かな?サクッと食べてごちそうさまでした。
これだけしっかりしたニボスープが楽しめるなら、C/Pは十分。
トータルで見て、煮干しのワイルドさを鶏白湯の優しさで旨~く丸め込んだ、とても食べやすい一杯。
この手の一杯って、鶏白湯の甘みが強調されてしまうと逆に煮干しの臭みが目立ってしまったり。ドロリと重くなっちゃったりするんですが、そこらへんのバランス取りはさすがですね。
個人的には、醤油の香りが特徴的な特級中華の方が好みですが、こちらも十分ハイレベルな逸品でした。
次回はつけ麺を食べてみようかな?
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