【限定】冷やし担々麺(大盛)850円@五反田・麺彩房
2011-08-24
今年は節電の夏ということで、これまでにない勢いで各店の冷やしラッシュが続いてますね。さて、今日のランチは五反田エリア。
豚とこむぎの冷やしにするか、広州市場の冷やし汁なしワンタンにするか、と思いつつふと前を通った麺彩房で「夏の限定」の文字→フラフラと店内へ。こちらは2度目の訪問です。
13:40到着。前客8、後客8。いつもながら客入りいいですねぇ~。
入り口入ってすぐの券売機にて、限定の食券をポチ。
普通盛(140g)と大盛(210g)は同料金ということで、大盛でお願いします。
店内のBGMはなんとsade!有線なのかわかりませんが、いや~、ラーメン屋でsadeとは渋いですなぁ。
待つこと7分ほどで、「お好みでどうぞ」とラー油と共に着丼。
お。。。まぁ、見た目は至ってノーマルな冷やし汁なし担々。
胡麻ダレ和え麺に肉味噌を溶いていくタイプですね。
麺の上には丸い肉味噌、茄子、キュウリの細切り、茹でモヤシ、白髪ネギ、そして糸唐辛子と温玉。
では、混ぜる前に麺からいただきます。
麺にはあらかじめ、胡麻ダレが絡められています。
胡麻の甘みに加え、若干の酸味が感じられる仕様で、ベッタリした甘さだけでなく、サッパリ感が強いタレです。これだけでも結構おいしく頂けます。
麺は当然大成食品製。つけ麺よりも一段細く、クリーム色が強い麺肌には茶色の粒々が。全粒粉ブレンドなんですね!
胡麻ダレの風味が結構強めなので麺味はよくわかりませんが、しっかり〆られた多加水麺はガッチリとコシが強く、ムギュッと噛み締める弾力系の歯ごたえが非常に好み。
では、肉味噌を崩しつつ混ぜていきます。
肉味噌は、挽肉、タマネギ、シイタケがメインで、甜麺醤や豆板醤等で炒められたもの。辛さはそれほど強くないですね。
旨み、塩気共に文句なく、これだけご飯にかけても十分旨いでしょうね~。
これを麺に絡ませつつ頂くと、予定調和的とは言え、もう鉄板の組み合わせですねw
モヤシとキュウリ、白髪ネギは、麺と合わせていただくと、そのシャキッとした歯ごたえと清涼感が抜群。
茄子は輪切りで煮浸しになっており、ホロホロの溶けるような歯ごたえ、そして噛むとジュワッとお出汁が溢れる仕様。こりゃ茄子好きにはたまらんですね~。個人的にはこの一杯の中で一番旨かったw
途中ラー油を回しがけると、唐辛子の辛さが加わることで味がビシッと締まりますね。
このラー油、初動の辛さというよりは、後から舌の表面を覆うようにビリっと効いてくる辛さが特徴的です。
さらに中盤以降、温玉を崩しつついただくことで、今度はグッとマイルドに。
黄身のコクと合わせて、またおいしくいただけます。
こんな感じで、いろいろな味変アイテムで遊んでいるうちに、あっという間に完食。
麺量は210gということですが、体感的にはもっと少なかったかなぁ。麺が少なく感じるくらい引きが強いということでしょうか。でもちょっと割高感あるかなぁ。
トータルで見て、予定調和的な鉄板汁なし担々。
あっと驚くギミックや素材選びの楽しさはないですが、万人に受けるわかりやすい味付け、最後まで飽きずに食べられる工夫が感じられる良作でした。
特に煮浸しの茄子の旨さがハンパなかったので、これはぜひ別皿でオツマミとしていただきたいところですw
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