【夜限定】タンメン(780円)@秋葉原・饗 くろ㐂

2011-07-02
KUROKI

今日の晩飯は秋葉原エリア。
夏季限定の「冷やし塩ラー」が始まったという「ラーメン食堂 粋な一生」も気になったのですが、期待の新店であるこちらを先にw
なんでも、塩と味噌をウリにするお店で、夜には限定でタンメンを出すとのこと。
秋葉原駅からだと、青島のさらに先、というちょっと遠めの立地です。

平日18:15到着。前客0、後客2。まだ時間が早いのでお客さんは少なめですね。
小奇麗な小料理屋のような外見のお店、カラカラと引き戸を開けて店内へ。
店内入ってすぐの券売機は、塩と味噌が大々的にフィーチャーされており、「限定」が見当たりません。
しばし探すと。。あ、あった。真ん中にあったのですねw

初訪問なのに限定wの食券を買い、カウンター席へ着席し食券を渡します。
店内はさすが、オープンしたてということで明るくキレイですねぇ!
カウンターは奥行きがあり、厨房との目線の高さ具合もちょうどいい按配。なんとなく雰囲気は小料理屋ですねw
厨房は職人っぽい空気を醸し出すご主人と、サポートの女性の二人体制。
先に「お好みでどうぞ」と、自家製ラー油とお酢がサーブ。
ラー油はフライドオニオン等が入ったちょっと「食べラー」的な雰囲気。お酢には煮干し、唐辛子、山椒の粒なんかが沈んでいます。

タンメンのオーダーが入ると、まずは中華鍋に野菜が投入されます。お、なんだかおいしそうな予感。
野菜を炒めつつ白いスープを投入すると、そこでしばらく放置し茹でタイムに入る模様。
それから麺をテボに投入→麺を上げ、暖めてあった丼へ麺と香味油を投入→しばし熱を入れていたスープと野菜を上から投入→トッピング→配膳、という流れ。
非常に丁寧な作業を見ながら、待つ事7分ほどで着丼です。

ほぉ、これは旨そうな雰囲気ですねぇ。
スープは白濁。液体油としっかり合わせられ軽く乳化。その上にはこんもりと野菜の山がそびえ、頂上には牛蒡の素揚げ。麓にはチャーシュー。
というか、タンメンにチャーシューが載るのは珍しいですね。

では、レンゲを取りスープを一口。
・・・あぁ、非常に優しいなぁ。。。
塩ダレのキレはなく、角が丸くて甘め。従って、出汁の旨味の方が先行する、コクで飲ませる味構成ですね。
スープは動物系がメイン。豚骨が強めで、モミジ由来のコラーゲン系カピッと感も感じられます。魚介の雰囲気はほとんどなし。
また、後味にフワリと香るのは甲殻系かなぁ。香味油に海老でも仕込んでいるのかも。
液体油とコラーゲンにより乳化していることもあり、口当たりはトロンとした感じ。野菜の甘み(特にタマネギ)がしっかり出ており、非常にまったり系の口当たりです。
しかし無化調というだけあり、旨味はスカッと引いていきます。
クソ暑い日だったので、舌が自然と塩辛い物を欲してしまっていたのかもしれませんが、夏期間はもうちょっと強い味付けの方が受けるかもしれませんね。

では、麺を引き出してみます。
お、こりゃ面白いですねぇ。表面には茶色のプツプツがはっきり確認できます。全粒粉ブレンドなのですね。
形状は中太角断面ストレート。角断面というと平打ちが思い浮かびますが、こちらの麺は断面が正方形の変わった形状です。
茹で具合はちょいヤワかな?ムチッとした食感ですが、でも噛むとしっかりとコシが感じられるもの。麺味もしっかりしており、いい麺ですね。
加水が低めで、スープの絡みはそこそこいいのですが、いかんせん熱々のスープを吸いすぎますね~この麺は。中盤以降ダレダレになっちゃいました。
うーん、この麺はどっちかというと「つけ」向きかな?自家製麺とのことなので、今後の地道な改良に期待ですね。

野菜はスープに浸けしばらく煮込まれたので、全体的にクタ系です。
スピード感あるシャキシャキ系もいいですが、スープがじっくり染みこんでるのも、これはこれでアリ。
陣容は、キャベツ、モヤシ、ニラ、タマネギ、ニンジン。
牛蒡の素揚げは、そのままカリカリと食べてもいいし、じっくりスープに浸してからフニッとしたところで食べてもおいしいですね。
チャーシューは、バラと肩ロースの2種類。
バラは煮豚タイプで、ホロッホロになるまで煮込まれた超ハイレベルな逸品。いい豚を使ってるようで、脂身のネットリ感がたまりません。独特の甘みある味付けもよく、これはチャー丼にしたら幸せになれそう。
一方、肩ロースは炙りタイプ。燻製のようなスモーキーな香りと、ベーコンのように弾力ある歯ごたえ、そして噛むとじんわり広がる旨味がいいですね~。
このチャーシュー、塩ラーだとロース、味噌ラーだとバラだそうですが、このタンメンは両方味わえるなんてさすが限定!w

後半「お好みで」と出されたラー油とお酢を試してみます。
ラー油は、胡麻油感が強いものを期待していたのですが、ちょっと違いますね。ピリッとした唐辛子系の辛味と、中に沈む香ばしいフライドオニオンみたいなものの香りが強め。少々入れたくらいではスープの雰囲気はほとんど変わりません。
お酢は、中に沈んでいる陣容を見てもわかるとおり、酸味弱め、旨味がかなり強めの絶品。
うわ、このお酢は甘めのスープに超合いますねぇ。酸っぱさの角もなく、サッパリと飲み終わることができました。

麺量は180g程度かな?サクッと食べてごちそうさまでした。
それほど多くはありませんが、野菜がしっかり採れるのでなかなかお腹一杯になります。C/Pはまずまず。
最後に思ったのですが、このメニュー、味噌ラーメン用スープ&麺を塩ラーメン用のタレで仕上げた、という既存の素材を使ったバリエーションなんですね。

トータルで見て、飲食業のしっかりしたキャリアを感じさせる、新店なのに安心して食べられる一杯。
麺には改良の余地があると思いますが、スープの仕上がりは、新店とは思えない凄みすら感じました。
ただ、敢えて言うならば、「スープのフック」が足りないかなぁ。。。もっというと「初動の強さ」というか「いい意味での下品さ」というか。。。
ぶっちゃけ、タレの塩気を強めて&化調をドーピングしちゃったら、めちゃくちゃ旨くなりそうなんですよね。。。(お店のこだわりをぶちこわす超馬鹿舌感想ですいませんw)
そこらへんの割り切りというかフンギリがつけば、さらに引きの強いお店になるだろうなぁ。
実力の高さはよくわかったので、次回は「塩」いただいてみたいと思います。
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