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チャンポン(650円)@彦根・をかべ 本店

2011-03-20
WOKABE

滋賀県を中心として広がる近江ちゃんぽん、その元祖となるお店がこちら。
チェーン展開している「ちゃんぽん亭総本家」も、元はこちらのお店出身みたい(厳密に言うと暖簾分けではないようです)。

ということで、ずっと訪問の機会を狙っていたのですが、昼のみ営業(?)ということでなかなか敷居が高かったのも事実。
そんな時、ランチタイムにこちら方面にたまたま用事が。こりゃ行くしかない!と、総本山へ突撃です。

「銀座通り」という、地方都市にはどこにでもあるネーミングの、ちょっと寂れたアーケード街。
このお店は、そこから一本筋違い、場末感漂う細い路地にあります。
・・・ってか、知っていなければ絶対に入ろうと思わない、いわゆる「街のおんぼろ食堂(褒め言葉です)」といった風情。なんとなく傾いて見えるのは気のせいか?w

休日13:00到着。引き戸を開けると、意外と奥行きがある店内なのですね。
手書きのメニュー、年季が入った化粧合板テーブル、床はコンクリ敷きで天井はかなり低く、独特の雰囲気。
テーブル数は多く、奥には座敷もあるようです。店内は半分ほどの入り。
ってか、店内はすごく暑く、またすごい湿気!こりゃメガネの人は確実に視界ゼロですな。

テーブル席に座り、水を持ってきてくれたおばちゃんに口頭で「チャンポン」をお願いします。
あ、こちらには「あんかけちゃんぽん」はないんですね。また「タイガースチャンポン」という謎のメニューも気になるなぁ。
厨房は3名体制。大将らしきおっちゃんが中華鍋を振ってチャーハンを炒めています。チャーハンもかなり旨そう!

待つこと5分ほどで着丼。
ほぉ、店構えに似合わず(失礼w)なかなかしっかりした一杯ですよ。
クリアな清湯スープの上には、たっぷりの野菜が。こいつは期待できそう!

では、スープを一口。
スープは舌が火傷するほどアッツアツです。

・・・ん?旨いぞこれ!
近江ちゃんぽんのお作法である、昆布メインの魚介ダシ+薄口醤油、という組み合わせなんですが、、以前ちゃんぽん亭で食べたレギュラーちゃんぽんに比べ、かなり「濃い」雰囲気だなぁ。
何が違うんだろう?と考えると、まずは醤油ダレの塩気が意外にキリッと効いている点。
それから、魚介系に頼らず、動物系の旨味が強めに感じられる点。
さらに、スープ表面の液体油がしっかりあるため、口当たりがちょっとこってりしており、コク感が強い点。
また、旨味がクリアで見通しがいいのも特徴でしょうか。

おそらく、こちらの作り方は、野菜別茹でではなく、タンメン的製法(具とスープを合わせながら煮込む)なのかな?
その結果、脂身多めの豚コマの旨味と油がスープに溶け出しているような印象ですね。
チェーン展開している弟子筋の「ちゃんぽん亭」に比べ、本家の方が味が強い、というのも意外です。
全体的に、ちゃんぽん亭のものよりも「ラーメンっぽさが強い」という印象ですね。

それにしてもこのスープ、これまで食べた近江ちゃんぽんのスープの中で一番旨いかも。今日は当たりだったのかな?

麺は、中細角断面ストレート。
ちょっと加水が低め、モソっとした歯ごたえで、しっかりとしたコシが感じられるもの。麺自体の味もしっかり感じられますよ。
この手の懐かし系の食堂って、テロテロの茹で過ぎ業務麺、という先入観があったのですが、いい意味で裏切られました(緩い時もあるようなので、運かもw)。
足が早いのが弱点ではありますが、スープの絡みもばっちりで、なかなか旨い麺だと思います。

具は野菜と豚コマ。
野菜の陣容は、キャベツ、モヤシ、ニンジン、キクラゲ。メインはキャベツで、大きめに刻まれた葉が甘くておいしい!
この火の入れ方が絶妙で、芯部分にもしっかり火が通っているのにシャキシャキ。歯ごたえと甘みが絶妙ですね。
また、多めに入れられた豚コマの脂っぽさも、蛋白になりがちなこの手の一杯に、しっかりした「重さ」を付け加えてくれます。

麺量は130g程度か。野菜タップリなので十分満足。C/Pも十分ですね。
サクッと食べてごちそうさまでした。
ミニちゃんぽん(500円)にチャーハンを加えたりしてもよさげだなぁ。

トータルで見て、さすが「近江ちゃんぽん発祥の店」と言われる元祖の一杯。あっさり和風ながら全く物足りない感はなく、とても満足度高いです。
うん、地元の方のソウルフードとして親しまれているのもわかる気がしました。
せっかく彦根まで来たら、駅前のチェーン店の方ではなく、敢えてこちらに足を運ぶ価値は十分あると思いますね~。
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