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天然塩らーめん(700円)@京都・新宿めんや 風花 本店

2011-03-09
FU-KA

本日の晩飯は京都~。目的地はこちら。
店名から「東京のお店?」と思ってしまいましたが、何の関係もないっぽいですね。
京都では珍しく清湯の塩ラーメンが食べられるらしいです。

大通りから一本入ると、ちょっと暗い路地にポツンと明かりが見えました。
平日20:25到着。前客1、後客4。
店内に入ると、あら?外観から察するより全然明るくてオシャレな店内なんですね。L字カウンター+壁向きの小さなカウンターという構成。
BGMはレゲエ。ちょっとしたカフェというかバーっぽい雰囲気でもあります。
一方で店内には「携帯電話お断り」的な張り紙も。いろいろとこだわりの強いお店のようですね。

オーダーは口頭で。助手さんっぽい方に、デフォの塩ラーメンをお願いします。
厨房は2名体制。ピリッとした緊張感があっていいですね。
お客さんが少なかったこともあり、3分かからずに着丼です。

・・・うわっ!これは美しい。
間違いなく旨そうなオーラ出てますよ!
クリアな黄金清湯スープの表面には、多目の液体油がキラキラと輝いています。中に沈む麺は、この手のスープにしては珍しく中太の縮れ麺。
具はシンプル。大きな巻きチャーが1枚、ホウレンソウ、海苔、白ネギ。
これ、スープを豚骨醤油にしたらそのまま家系になるような登場人物なのが面白いですね。

では、スープを一口。
うん、これはかなりおいしいですね~!
ベースはしっかりした鶏ガラ、そこに昆布、貝柱あたりの乾物の旨味をギュギュッと閉じ込めたまろやかな塩ダレが絡み、さらに表面の香味油でもって香りとコク付け。粘度は低め。塩気はちょうどいい塩梅かな。
魚介と動物のバランスはイーブン。両者の良さがしっかり感じられる、とてもいいバランス。
角は一切立たず、しかしはちきれんばかりの旨味を感じる、とても「ふくよか」な塩スープ。もうちょっとで旨味が臨界点に達してしまう、限界スレスレのところで飲ませますねぇ。もうレンゲが止まらない。
このスープ、出汁、タレはともかく、表面の油によるコクの演出の仕方が非常にうまいのかなぁ。
「上品」「淡麗」で終わってしまいそうな(骨太ながら)シンプルなスープを、一気にポップに(悪く言えば「下品に」)仕上げてくれるような名脇役ですね。
この油の使い方、ジャンルこそ違いますがお茶の水「大至」に似た雰囲気を感じました。
はい、もうね、理想的な「庶民の塩ラーのスープ」ですよ。

対する麺は、「塩ラーメンは細麺でしょ」という固定観念を覆す、丸断面中太縮れ。つけ麺で使ってもおかしくないような太さです。
加水は高めで、ムッチリ、プリプリという弾力系の口当たりの麺。麺味もしっかりしており、いい麺ですね。
縮れが強いのでスープの絡みは悪くないのですが、やはりこの麺にしっかり絡ませるには、スープにあと僅かの粘度が必要かな?
このチョイスもユニークで好きですが、もうちょっと細いパツンとしたストレート麺あたりで頂いてみてもおもしろいかも。

チャーシューは、巻きチャー1つのみ。しかし厚みが1cm以上あるというかなりワイルド仕様。
しっかり醤油ダレで煮込まれた豚バラは、キュッキュッとした独特の繊維の歯ごたえが特徴。肉食ってる感が強く、ヘタにホロホロにするよりは好み。
塩スープに対し、醤油の香りがかなり強いのは、良くも悪くも個性かな。個人的には、味構成のいいアクセントになってくれるのでアリです。
メンマはポリポリとした固めの食感が特徴の細いもの。味付けはほんのり。チャーシューとのバランスも考えてるのかな?いい存在感で主役をアシスト、という感じですね。
海苔は、スープを吸うとホロホロと崩れる系。この手の海苔、大好きです。敢えてしっかりスープに浸し、崩れたところをレンゲで掬い啜ると、磯の香りがフワァと鼻腔を抜けていく。いいわぁw
ホンレンソウは、ちょっと火を通しすぎちゃったかなぁ。テロンとした存在感。ただ、スープに散った海苔と一緒に啜るのは悪くないですw
また、京都のラーメンとしては珍しく、ネギは輪切りの白ネギオンリー。強い辛みはおそらく計算ずくで、このスープにはバッチリはまっています。

麺量は150g程度でしょうか。太麺なので食べ応えもあるし、スープもオイリーなので、意外とお腹にたまる印象。満足で完食完飲。C/Pは十分。

トータルで見て、絶品スープとユニークな麺のコンビネーションで食べさせる、非常にハイレベルな逸品。
変に小細工しないシンプルな構成ながら、押さえるべきポイントをしっかり押さえた、塩ラー好きと言わず一度は食べる価値ある一杯と思います。
これまで塩というと、ソリッドで淡麗なのが好みでしたが、このキャッチーな油使いにはちょっとやられたかもw
京都に行ったら必ず食べたい味がまた一つ増えました。
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