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中華そば(850円)+大盛(100円)@銀座・銀座八五

2020-05-14
不要不急じゃない用事で銀座
ちょうどお昼時にかかったこともあり、せっかくなんで今の時期だからこそ行きやすいお店に寄り道して帰りましょうか。
ということで、各種メディアで取り上げられ大行列となり、現在は整理券制となった「八五」へ行ってみることに。
平日11:40、お店前に到着。店員さんが整理券を配っているので、預り金の1000円を渡し、13:05の整理券をゲット。

その後所要を済ませ、お店前に13:00到着。
既に同じ時間帯の整理券を持っている客が数名お店横に並んでいます。デポジットを受け取り、店員さんの指示に従いソーシャルディスタンスを保ちつつ行列に加わり、しばし待機。
先に食券を買って渡す方式のようで、こちらも店員さんの指示に従い「中華そば」の食券をポチ。お腹が空いていたで「大盛」もポチし再び行列へ。13:10になり店内へ招き入れられ着席。

HACHIGO

店内はカウンターのみ。6席だけの営業。厨房は3名体制で、皆さん板さん的なコスチューム。
接客はラーメン屋としては最上級レベルでしょう。水を入れるグラスも「アサヒビール」とか書いてあるやつじゃなくw、うすはり的な高そうなやつ。
オペレーションを見ていると、チャーシューは注文の度に遠赤グリルみたいなので焼きを入れるんですね。

HACHIGO

先に食券を渡してあるので、まもなく着丼。
ほぉ、大盛は麺が増えるだけじゃなく、丼が一回り大きくなりスープも増えるんですね。

HACHIGO

クリアな黄金スープの表面には香味油。中には細麺が畳まれ、上にはチャーシュー、ネギ、メンマ。なかなか美しいですよ。

ではスープを一口。
・・・ほぉ、(しばらく考えて)面白い味わいですね~。
脳髄に反射的に「ウマッ!」って来るのがラーメンだと個人的には思ってるんだけど、そういう意味ではラーメンっぽくない。でもギリギリラーメンとして着地してるような気もする、すごく不思議な味わい。

HACHIGO

カエシを使わないスープが革新的!と言われていますが、それって10年くらい前にせたが屋系の「ラーメンゼロ」がやってなかったっけ?そして、このスープに比べたらゼロの方が遥かに「ラーメン」してた気がします。
こういう事いうと「ラヲタはステレオタイプなラーメンの枠の中でしか評価できないから・・他の料理も知らんくせに」とか言われそうで、まぁ実際そう言われちゃってもしょうがないけど。。。これは、洋食でいうフォンとかコンソメ的なものだったり、中華の金華豚スープみたいなものをラーメンに取り込んだってところが革新的なのかな?
どんな革新であっても、それが確かにラーメンとして旨けりゃなんだっていいしWelcomeなわけですが、うーん、どうなんだろう。まだちょっと全力Welcomeで迎え入れられてない自分がいます。。あ、でもギャップ萌えというか、そのちょっと引っかかる感じがアバンギャルドで面白いってことなんですね→ということで冒頭の「面白い」に戻る。

旨味のベースには生ハムを使っているそうで、熟成した肉の香りみたいなものは感じられるかも。鶏や乾物も感じられますが、香味野菜的なクセが結構強めに感じます。一口目は結構独特だけど、徐々に舌が慣れてきますね。
こんな味わいのスープのラーメンがこれまであったかというと確かになかった。そういう意味ではエポックメイキング。ただスッと飲んでシンプルにウマッ!となるかっていうと、個人的にはやや微妙。
全体的にまったり上品なのはわかるんだけど、でも正直「みんな絶賛しすぎじゃね?」という気持ちがちょっとだけ。
なんというか、ぶっちゃけダイナミクス(抑揚)がなく、ツーッと舌の上を滑り降りていっちゃう感じなんですよね(すいませんね、普段二郎とかラーショとか食ってますからね)。

HACHIGO

麺は浅草開化楼の角断面細ストレート。
表面ツルリと滑らか、ざっくりした歯ごたえ。スープとの相性は悪くはないけど、振り切ってる感はないかな。
開化楼の麺って、三河屋とかの優等生的な麺に比べ扱いにくいイメージがあって、スープとバチコーン!と合えばものすごい魅力を発するんだけど、しっかりすり合わせるのが難しそうな感じがします(これは褒め言葉なんだけどね)。

HACHIGO

チャーシューは大ぶりな豚バラ厚切り。
おそらく煮豚として仕上げたものを遠赤オーブン的なやつで炙って仕上げてくれます。
ムチッと弾力があり臭みもないジューシーな豚ですね。ただ若干繊維が噛み切れない部分が何箇所か。味付けはほとんどなく、スープに委ねる系。素材はいいと思うけど、ここ最近のラ店の創意工夫溢れるチャーシューと比べると凡庸かな。。
あと、チャーシューの上に丁寧に黒胡椒のホールスパイスを挽いてくれるんだけど、かなりクセの強い香りなので、スープの味わいや肉の味わいを邪魔。。いやいや、アクセントになってうまく双方の味を引き立てて・・・とか書ければいいのだけど、うーん、個人的には不要。
メンマはシャクッとした歯ごたえの細切りのものが数本。味わいは特筆すべきものはなく、食感重視な感じ。
ネギは青く柔らかなもの。うーん、この西洋っぽい香りのスープと青ネギ。。うーん。。あってるようなあってないような。

ということで、首を傾げつつ完食でごちそうさま。
周りを見ると、みんなスープ完飲していくのねぇ。。。

確かに、これまでに全くなかった味わいのラーメンであることは確か。味に関しては好み分かれるけど、まぁそれは個人の味覚だからね。
あとは、銀座っぽい店内のしつらえとおか店員さんの行儀正しさとか、ハード面でも客の心を掴むギミックが仕込んであり、トータルの売り方として、しっかり客を満足させられる構造になってるのは「お上手」ですな。

総論すると、たぶんこれ、ラーメンに対してあまり思い入れのない客(特にインバウンド)の方が盛り上がる系の一杯だと思います。そしてそういうマーケティングをした方が銀座という立地では勝てるでしょう。
いやぁ、なかなかおもしろかった。経験値を上げるという意味で一度食べてみる価値はありますね。

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銀座 八五


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コメント:
こちらは開店直後にいただきましたが、私も微妙な印象でしたね。
そのあとすぐ近くにあるとんかつの名店「にし邑」に行って食べて
満足して帰りました。
あっそうそう。タムさんは揚げ物がお好きなようで。
「祖師谷大勝軒」の「ミックス定食(自家製コロッケ&唐揚げ)」800円や
同じ祖師谷にある「キッチングリーン」の「しょうが焼き&クリームコロッケ」950円
は、いいと思います。ドレッシングはありませんが付け合わせの野菜が多くていい。
丼ものでは渋谷区東にある町蕎麦「丸はし」の「かつ丼(上)」900円と「天丼」900円は
結構ヤバイ。ただ13時ぐらいでごはん切れになり、
それ以降はそばだけみたいな感じになりますけど。
弁当だと高輪台の「肉のダンバラ」の唐揚げ弁当(待たされるので予約必須)や、
小原惣菜店(新高円寺・杉並区成田東)もいいと思います。
どちらも食べログの評価は低いですけど、地元では行列店として有名です。
[2020/05/15 06:37] | 通りすがり #- | [edit]
貴重な情報ありがとうございます!めっちゃ詳しいんですね!
世田谷や杉並方面はなかなか行けませんが、今日さっそく「だんばら」行ってきました!
唐揚げを狙って行きましたが、正午前なのに品切れで生姜焼きに。でもあのボリュームであの価格は安すぎですwまた行かなくちゃ。
[2020/05/15 22:31] | タム6000 #- | [edit]












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