生姜醤油中華そば(870円)+和え玉煮干(200円)@御茶ノ水・麵屋睡蓮
2020-03-30
湯湯島あたりでランチ。大至の「春のつけ麺乱打」が始まったので、葱鮪つけ麺を頂きに行こうかと思っていたのですが、その先にある「睡蓮」さんでメニューを一新し、新潟長岡の生姜醤油ラーメンを出すようになったとのこと。
ちょっと肌寒い日は生姜でポカポカ温まるか!と、今日はそちらへ。
平日11:45到着。前客5、後客4。
厨房は店主さんと奥様(?)。の2名体制。二人とも、形式的でなく心がこもった挨拶が印象的。ここは前回来た時も接客が好印象だった記憶がありますね。
昔はラーメン+つけ麺というラインナップだったのですが、最近メニュー体系を変更し、生姜醤油一本で行くことになったんですね(メニューは今後増えるらしい)。では券売機で「生姜醤油」をポチ。お腹もすいていたので「和え玉」の食券もポチ。
5分ほどで着丼。
ほぉ。。「青島食堂」なんかで食べられる、いわゆる長岡生姜醤油な一杯。なかなか旨そうです。
丼は小ぶりで浅め。ブラックな醤油スープの表面には液体油層。上にはチャーシュー2種、レンソウ、ナルト、ネギ、海苔、メンマ。
ではスープを一口。
おぉう、結構生姜がビリビリ効いてますね!青島とかよりも明確に、フレッシュなすりおろし生姜を仕込んでる的な刺激があります。このジンジャー感は結構いいかも。
醤油ダレは濃い口。ベースの清湯動物系スープと共に、非常にキャッチーでわかりやすい生姜醤油スープを演出しています。
もうちょっと甘口で旨味(化調で十分だと思うんですよね)を増強すれば、もっとクセになる味わいになりそうだなぁ。
麺は菅野製麺製、やや平打で縮れた中太麺。
表面ツルツル、ムッチリ柔らかめの田舎っぽい食感で、このキャッチーなスープとよく合います。麺量は150g程度か。
チャーシューは鶏と豚の2種。
鶏はムネの低温調理もの。しっとり食感で表面にはビシッと故障が効いてておつまみにもいい感じ。
ただ、スープと麺に対しチャーシューたが若干今っぽすぎるような雰囲気はあります。
豚はトロンと煮込まれたバラ煮豚スライス。濃い色ですがそこまで濃い味ではないです。
レンソウは冷凍モノではなくきちんと生から仕込んだおひたし。シャキシャキの食感とほろ苦い風味がいい感じですね。
メンマは薄切りのもので個性は控えめ。海苔は分厚くスープに溶けないタフなやつ。
麺が残り1/3くらいになったところで和え玉をオーダー。数分で着丼です。
麺はラーメンの物とは異なり角断面細ストレート。
この手の和え玉は加水低めでコリパツの麺が多いですが、それに比べるとやや加水高めかな?表面ツルツルで弾力がありムッチリパツンと切れる食感のもの。これはこれでいい感じ。
タレと煮干油、ネギ、さらに節粉多めの魚粉で敢えた麺は、うん、間違いない旨さですね!
みじん切りのチャーシューもたっぷり、個人的には、タマネギが入っててもよかったかも。
スープに浸けて食べると、生姜+煮干しの風味が重なり結構オリジナリティありますね。
麺量は100g弱くらいかな?半玉とありましたが、結構満腹になりました。
ちなみに俺が和え玉を食べていると、周りの客が「そんなのあったかよ!」的な感じで次々に口頭追加オーダー。お店の売上に貢献できましたw
ということで、お腹満足でごちそうさま。店員さんの心のこもった挨拶に見送られ、気持ちよく店を出ました。
ちと価格的に強気な印象もありますが(1000円の壁の手前に、850円の壁ってあるよねw)、雰囲気的には、青島をちょっとお上品にしたような長岡生姜醤油な一杯でしたね。
あちらは秋葉原の奥の方にあるにも関わらず常に大行列なので(今は時勢柄そうでもないかもしれないけど)、こちらで並ぶ必要なく、かつ心地よい接客で和え玉まで楽しめるってのは魅力かも。長く続けてほしい良店ですな。また来ます。
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