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ラーメン(650円)@お茶の水・ラーメン大至

2010-11-04
TAISHI

こちら、夏に2種類の「冷やしつけ麺」を頂き、そのレベルの高さに驚愕したお店。
ベーシックなメニューも軒並み評価が高いので、近々訪問しなくてはなぁ、と思っていたのですが、その後TVで紹介されてしまい、また足が遠のいてしまっておりました。

しかし、とある雨の夜、御茶ノ水で用事が。
・・・うーん、やっぱり思い立ったが吉日か。
TV放映直後だけど、雨だし、さすがに並びはしないでしょ(「行列のないお店」として紹介されてたしw)、と、聖橋を渡ります。

平日18:40到着、前客8、後客5。
行列こそありませんが、常に8割ほど人が入っている状態。
でも、夏に来た時に比べると、やはり混んでますね~。
どこにも「TVで紹介されました!」的なPOPがないのが、このお店らしいですw

カウンターへ座り、店員さんへデフォの「ラーメン」を口頭でオーダー。
夜は券売機を動かさないのかな?
おや、今度は冬限定で「味噌つけめん」なんかも始まってるみたい。
味噌にレモン風味ってどんな感じだろう?などと考えつつ待っていると、思ったより早く、3分弱で着丼です。

おぉ、ルックスは「おそろしく平凡」w
明るいブラウンの透明感あるスープの中には中太の白い麺が浮かび、その上にはチャーシュー、ネギ、海苔、メンマ、ナルト、ゆで卵。
まさに「ザ・定番」な醤油ラーメンです。しかし、スープのいい香りが鼻をくすぐるなぁ。

それでは、スープを一口。
・・・いや、コレおいしいわ。
一言で言うと「醤油ラーメンのスープ」としか言えないんだけど、ものすごくうまい。なんだこれ?
具体的にコレがすごい、というわかりやすい特長はないのです。しかし、全ての要素のクオリティが異常に高く、そして骨太。
口当たりはサラサラ系で、粘度はありません。表面にはちょっと厚めの液体油層。
出汁は、主に鶏ガラ、ゲンコツを炊き出した動物系が強いもの。魚介はわずかに感じられる程度。しっかりとした旨味成分がジワジワと舌に染み入りますね~。
醤油ダレは、角が立たない柔らかなタイプ。塩気、甘みのバランスはベスト。
こう書くと、「繊細」「上品」なスープなのかと思いますが、なぜかそうでもない。ちょっとジャンクな「庶民的」みたいなキーワードも頭に浮かびます。そう感じさせるのはちょい多めの油の量かな?
うーん、これはいいスープだなぁ。いわゆる「フツーの醤油ラーメン」のスープとしては完璧に近いバランス。なによりこの出汁感はすばらしいです。

では、麺を。
形状は、中太丸断面ストレート。浅草開化楼製だそうです。
最初は一瞬「ヤワメか?」と思うソフトな口当たりなのですが、意外に粘るというか、しっかりとした歯ごたえを残しますね。
プリプリとした食感の麺が、液体油のサポートでもって、たっぷりのスープを口に引き上げてくると、これはもう「至福」w
麺自身の淡い甘みも、スープの柔らかさと非常にマッチしていますね。
最初、もうちょっと細くてもいいかな?とも思ったのですが、そうすると庶民的スープに対し上品すぎちゃうんだろうなぁ。
このくらいの太さの麺にスープを多めに含ませ、一気にズババババッと啜る、ちょっとお下品な快感がたまりません。

チャーシューは、ラードコンフィで仕上げられたモモ肉の薄切りが2枚。
最近流行のホロホロ系とは正反対のベクトルで、ちょっとボソ系の、しっかり歯ごたえがあるもの。
しかし豚肉の風味はしっかり残されており、かみ締めるとジュワッと染み出る肉の旨味がいいですね。
メンマの味付けは弱めで、メンマ自身の風味を感じられるもの。ポリポリとした歯ごたえがいいアクセントとなってくれます。
海苔は小さめですが、スープとの相性いいです。浸して食べると幸せに。
ゆで卵は、完全固茹での坂東タイプが半個。ホクホクで甘い黄身にスープを染みこませつつ食べると、これも懐かしい感じで、いいなぁ。
強いて言えば、ホウレンソウ、小松菜等の青菜が入ると、見た目的にも丼構成的にも完璧でしょうな。

麺量は意外にしっかりあり、150g程度でしょうか。
後半、若干麺がダレてきた感もありますが、スープを吸ってプルンとした麺もまぁ悪くないです。
麺とスープ、双方同時になくなり、珍しく完食完飲。C/Pも文句なし。
お会計をすませ、ごちそうさまでした(食券制に慣れた身には、「笑顔で食い逃げ」に注意ですねw)。

この一杯、トータルで見て、恐ろしくクオリティの高い「フツーのラーメン」。
「新しさ」みたいのはないのですが、「古き佳き時代」のラーメンを、現代の技術とセンスでブラッシュアップして再現したレプリカ、という印象かなぁ。
ラーメンという大衆食の「下品さ」まで含め、あまりにも完璧に再現されているので、「よく出来た昭和レトロ」感がないわけではないのです。
・・・でも、なんせウマイんだから文句ないわ~w

お店を出て歩く道すがら、ふつふつと沸きあがる「満足感」。。。やっぱこれは本物だわ。
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