つけ麺・中盛(730円)@北品川・舎鈴
2018-04-07
近所で晩飯タイム。時間も遅く家で作る気にもなれず。。。そういえば15号沿い、品川神社向かいに「舎鈴」があったことを思い出し、こういうタイミングじゃないとなかなか行かないよね、と初訪問。
最近増殖する、かの名店(俺的には「かつての名店」)「六厘舎」の廉価版チェーンになります。
平日22:40到着。チェーンらしく店内は明るく清潔。客入りは常に半分ほどの入りをキープ。
ちなみにここは元々家系ラーメンの「大黒家」があった場所。都内のラ店としては珍しく駐車場があるのが魅力ですね。
腐ってもあの六厘舎の系譜、ということで、当然チョイスするのはつけ麺。ハイテク食券機で中盛をポチしテーブル席へ着席。
食券を出し、待つこと7分ほどで着丼。
ほぉ。。。廉価版六厘舎にしては意外にちゃんとしてますやん!
ツヤツヤとした太麺の上にはチャーシュー、メンマに海苔。つけ汁の表面にはたっぷりのネギ、ナルト。
では早速麺から一口。
これは冷凍麺なのかな?加水は中程度、モギュッとした歯ごたえで奥にしっかりコシがある極太麺。
さすがに本家ほど麺は香らないですが、必要十分と言っていいかも。
麺量は中盛で茹で前310g。底上げの器かと思ってたらしっかり底まで麺がみっちり入っててびっくり。
つけ汁はシャバ系の口当たり、豚+節+煮干の出汁が効いた甘口醤油スープ。
もともと六厘舎って、とみ田ほどつけ汁に粘度はなく、シャバめだけどコクで引っ張るタイプだったという認識なんだけど、その特徴をよく引き継いでるなぁ、と。
セントラルキッチン製でしょうが、変にブリックスにこだわらず、バランスよく誰にでも好かれる豚魚スープだと思います。
チャーシューはおそらく真空パックの湯煎かな?
ちょっと缶詰的な独特な味わいがありますが、ホロリと柔らかな肩ロース煮豚で悪くない。
メンマはコリッとした歯ごたえ。これもちょっと既製品っぽい香りがあるけどまぁよし。
海苔は大ぶりなのが2枚。香り、食感ともにまずまず。
固形物をサクッと完食した後は、卓上の鰹出汁スープでスープ割をしてごちそうさま。
そうですねぇ、「どうせ六の廉価版でしょ?」とバカにして今まで食べずにいてごめんなさい、という感想ですかね。
量産型ザクなりに六の個性はしっかり受け継ぎ、万人向けの豚魚つけ麺としてバランスよく組み立てられててびっくりしました。しかも無休、通し営業で営業時間も長い。
コモディティ化した豚魚つけ麺の「ど真ん中の味」として、「非ラヲタの」満足度は十分に得られる、誰にでも勧められるお店かも。
ラーメンや油そば等もあり、しかも安いので、ここはまた使っちゃいそうです(;´Д`)
【蛇足】
量産型つけ麺として意外にバカにできないのが、セブンプレミアムの冷凍つけ麺。これに及ばないつけ麺専門店、意外にも結構ありますぜ?
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