ワンタンメン(600円)@三鷹・中華そば みたか
2017-12-08
三鷹にて軽めの晩飯を。あまり来ることがない中央線沿線なので行ってみたい店はいろいろありますが。。名店「江ぐち」のDNAを引き継ぐ「みたか」さんに行ってみましょう。
休日20:10到着。
狭い店内は満席でしたが、数分で席が空き着席。
客席は厨房を囲むコの字型カウンター。
ずらりと座るお客さんを眺めると、年配の一人客やおばあちゃん連れの家族、若者グループにカップル、と老若男女の客層の幅すごいです!
また、厨房との敷居が低いのでライブ感がすごく、客席と厨房の一体感がありますね~。
店員さんはみんな若いですが、非常に愛想よく丁寧な接客で、これだけで「また来たい」と思っちゃうかも。
壁のメニューを確認すると。。安ッ!
ラーメン450円。フラッグシップである五目チャーシューワンタンメンでも850円!
こうなると、なんとなく一番安いラーメン単品を頼むのは申し訳なく思えてきて、ワンタンメンを口頭オーダー。
ちなみに来年から全メニュー50円値上げするようですが、それでも全く問題ないですね。むしとちゃんと儲けて!って言いたくなっちゃうw
まもなく着丼。
おぉう、ワンタンが丼一面に配置してあり麺が見えませんw
ワンタンの横には、所在なさ気にメンマとナルト。
ではスープを一口。
ベースはおそらくライトな鶏豚が主体なのでしょうが、動物の風味より野菜系の甘みが前面に出る優しい味わいですね。
カエシはキレでグイグイ来る感じではなく、じんわり醤油感で旨味を押し上げる感じ。
化調感もありますが、この手の一杯には入ってた方が旨いでしょう。油は少なくさっぱり。
麺は、角断面中細縮れ。
加水は低めで、ホグッとした硬めのコシとザラッとした口当たり。なんとなく太めの路麺の麺に似てますね。
当然蕎麦の香りはありませんが、小麦の香りもあまりないかな?
ワンタンは、いわゆる「皮雲呑」ってやつに近く、餡は小指の爪の先ほどしか入ってないもの。
ピロピロ食感が心地よいのと、なによりものすごくたくさん入ってます!最初は何枚あるか数えながら食べてたんだけど途中でやめちゃったw
チャーシューは小さなバラ煮豚スライスが2枚。仕込んでからそこそこ時間が経っちゃった脂身の味わい。
メンマはゴリッとした歯ごたえのもの。味付けは控えめでスープを邪魔しない感じ。
ネギは細かなカットのものがいい感じの薬味感。
後客続々で行列ができ始めたので、サクッといただき小銭でお代を支払いごちそうさん。
うん、ラーメンだけではなく、お店の佇まいや店員さんが醸し出す空気感とセットで引力を発揮するお店ですな。どことなく、ラーメン屋というよりは路麺店に近い魅力を感じます。
仕事帰りや休日の昼下がり、ちょっとビールを嗜み、〆にズズッと中華そばを啜る、ガラにもなくそんなことをしたくなっちゃう雰囲気がいいですね~。
ワンタンメンは、ちょっと麺の存在感がワンタンに消されちゃった感あるかな?やっぱりデフォの、ワンコイン以下で楽しめるラーメンがここの真骨頂かも?
夏はこの麺を使った冷やし中華も出すみたいで、それも食ってみたいなぁ。再訪は確実です。
--