黒(750円)@九段下・八咫烏

2017-09-20
九段下付近でランチ。
このあたり、最近注目株のラ店が続々とオープンしているエリア。
今日は未訪の「八咫烏」さんに行ってみましょう。
場所的には、こちらも新進気鋭のお店である「二階堂」さんの近くなんですね。
ちなみに店主さんは仙川の人気店「魔女のカレー」から独立した方だそうで、あそこ確かラーメンも有名だったし、なるほどねと。

YATAGARASU

平日14:10到着。ピークを外したので並びはなく、前客3、後客2。
メニューは「白」「黒」と2種類。ではまずは黒からいってみましょうか。
店内レイアウトは鰻の寝床的な奥に細長いタイプで、客席は厨房に面したカウンターのみ。

YATAGARASU

食券を出し待つこと6分ほどで着丼。
濃い醤油色の美しいスープの表面には厚い液体油層。中には綺麗に畳まれた麺。
トッピングはチャーシュー2種、ネギ、三つ葉。

YATAGARASU

ではまずスープから。
レンゲにスープを掬うと、かなり厚めの液体油。これに舌をマスクされてしまい、最初はスープの酸味だけが突出して感じられ「?」というのが第一印象。
しかし、しばらくして油とスープが馴染んでくると、ようやく全体構成が見通せるようになります。

YATAGARASU

ベースはすっきりした節や昆布主体のスープで、カエシはコクとキレと香りのよい生醤油といった組み合わせ。
これだけだといわゆる「蕎麦汁」なわけで、ここにたっぷりの鶏油を加えることで、ラーメンスープとしての口当たりと旨味を補強している感じかな。油は比内地鶏の鶏油とのことですが、鶏の香り自体は控えめに感じました。
無化調なので後味は非常にスッキリとした余韻。全体的にソリッドな味わいで、食べ手を突き放すようなクールな印象。
あと、個人的には「油多すぎ?」という感想かな?そこまで油に頼らなくてもベースは十分旨いと思うのですが。

YATAGARASU

麺は三河屋製麺の角断面細ストレート。
色黒で表面がザラッとしており、ザックリした歯ごたえ。
醤油がキリリと引き立つスープと一緒に啜れば、気分は日本蕎麦ですね。麺量は140g程度かな?

YATAGARASU

チャーシューは低温調理の豚ロース2枚と、同じく低温調理の鶏ムネ。
豚はスライサーで極薄にカットされ、ネットリとした脂身の食感もありどことなく生ハムみたいな印象。胡椒が効いていますが、肉自体の旨味もなかなか強いです。鶏はちょいパサ感あってまずまず。
三つ葉のハーブ感は、汁、麺の雰囲気と併せより和方面な演出。これは合いますね~。

YATAGARASU

後半になって油とスープが完全に馴染み、かつ温度が下がってくると、ようやくこのスープの良さがわかるというか、節と鶏と醤油を軸に巧みに組み立てられた全体構造がよくわかりますね。この味わいが最初の一口から出たらうれしいんだけど、結構難しいんだろうなぁ。
サクッといただき、丼を上げごちそうさま。

うん、素晴らしく完成度が高い、今時の意識高い系醤油ラーメン、という印象かな。
ただ食べ終わった時、感覚的になってしまうんだけど「あたたかみがない」という言葉が頭に浮かびました。クレバーなんだけど愛嬌がないというか、美人だけど冷たいというか。。。
まぁそれも狙ってのことでしょうし、それがお店の個性ということだと理解です。

なんだか面白い限定もちょくちょく出しているようですし、白も早く食べてみなくては。
いずれにせよ、今後に要注目なお店です!

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八咫烏


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