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つけ麺(850円)@大崎・六厘舎

2010-07-29
ROKURIN-SHA

近所にあるにも関わらず、その行列の凄まじさに「まぁいつか行けるし、いいか」となかなか足が向かなかった超有名店。
しかし、8月一杯で大崎のお店を畳んでしまうとの情報が。
・・・移転先はわかりませんが、「なくなる」と聞くと食べたくなるのが人の常w最後の一月は行列増えるんだろうなあ、と予測。
最近は並びも少ないと聞くし、早いうちに行かないといかん、と重い腰をあげて行ってみることに。

休日10:30到着。行列25名。
行列の末尾に並ぶと、まもなく開店。12名単位でお店に吸い込まれ、2〜30分ほどの総入れ替え制となります。

このやり方、お店としてのオペレーションは楽なのでしょうが、二郎じゃあるまいし、なんか客側にしわ寄せが来ているようで好きではありませんね。特にこんな灼熱の太陽が照りつける日には。。。
先日、香川の某人気讃岐うどん屋さんに行ったのですが、そちらでは炎天下の行列(100名近く!)の方に対し、うちわ、麦わら帽子、日傘等のサービスをしていました。
こちらも、いちおう冷たいお茶のサービス等はあるのですが、もうちょっとなんとかならんかなぁ。。。
この日は体調が完調ではなかったこともあり、日射病一歩直前までイキそうになりました。。

汗だく状態で並ぶこと1時間。11:30、店内に招き入れられ着席。冷たいおしぼりで生き返りますw
BGMは、津軽三味線。なんと渋い。。。
並んでいる間に注文してあるので、そこから待つこと5分ほどでつけ麺が着丼。

麺は濃い目のベージュの、緩くウェーブした角断面・極太麺。
つけ汁の中には、ナルト、刻みネギ、チャーシュー、メンマ、そして海苔の筏の上には魚粉。
なるほど、これが、今や全国に普及した「六厘舎スタイル」ですね!

では、麺から一口。
もっとゴワッとした麺を想像していたが、柔らかめのモソッとしたソフト麺タイプ。
コシはそれほど強くなく、素直にサクッと噛み切れるもの。意外にライト級でしたね。
ただ、噛みしめるにつれ、しっかりと麺自身の味が楽しめるのは、さすが開化楼、という感じ。
水切りは完璧。丼の底には一滴の水もありません。

対するつけ汁は、トロリとした粘度。ザラっぽさはほとんどなく、滑らかな食感です。
豚骨系の濃度は抑えてあり、節、煮干等の魚介がフロントに出るような演出。双方の旨みは十分。
また、カエシにもキレがあり、意外に前に出てくるタイプなんですね。
粘度重視で、もっとこってりドロリでまったりした物を想像していましたが、意外にキリッとした、余計な演出のないシンプルな構成。これぞ元祖、という貫禄か。

では、麺をズバッと浸けていただきます。
麺の食感はちょっと頼りないけれど、しっかりした麺味と、つけ汁の旨みがどちらも喧嘩せずに高め合っている感じ。
これでつけ汁の濃度を濃くしてしまうと、麺味とのバランスが取れなくなってうるさくなってしまうし、薄いと逆に麺味が前に出すぎてしまう。すばらしいバランスですな。

チャーシューはつけ汁の中。
バラの煮豚で、角煮タイプと巻きチャーの2種類。双方箸で切れるくらいのホロッとした柔らかさ。味はしっかりしており、濃厚なつけ汁の中でも主張してきますね。
刻みネギがほとんどつながっていたのはご愛嬌でしょうか。素人かよww蕎麦屋とかでもそうですが、ネギの切り方に「お店の気持ち」って出ますよね。。。
魚粉は、麺を浸けていく際に、意図せずともつけ汁に混ざっていってしまいます。
魚粉の演出はあまり好きではないのですが、溶けるに従い、鰹や煮干等の風味が広がり、グッとビターなスープになりますね。

麺量は300g程度かな?必要十分。しかしトータルのC/Pとして見ると、よくないですね。
固形物を完食した後、スープ割をお願いします。スープ割りはブーメラン方式。
スープ割後のつけ汁は、全体の方向性はそのままに、サラリと飲みやすさが増すタイプ。
ラーメンのスープはこんな感じなんですかね。これだったら汁ものもおいしいかも。卓上の柚子パウダーをちょい振って飲み、ごちそうさま。
ってか、儲かってるんだから、柚子皮くらい本物入れてよ、という気がしないでもないですが。。。

当初このお店って、「ド濃厚のつけ汁+ゴワムチ強麺」みたいな、記号化された一杯で人気が出たと記憶していますが、意外と「バランス型」へシフトしていたのですね。
ただ、この手の味はもはやどこでも食べられるようになったのも事実であり、他店のレベルも上がって、実際「どんぐりの背比べ」になってるんじゃないかなぁ。
「ここじゃないと!」みたいな「引き」が乏しくなっている状況が、「以前より行列は少なくなった」という事実に現れているような気がします。
移転先では心機一転、一からリセットして、また新たな潮流を作ってほしいものです。がんばってください。
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