Bセット(醤油大盛・のり玉ごはん)800円@本郷三丁目・雅ノ屋
2017-05-09
今日のランチは、神田明神の裏手あたりで。このあたりでラとなれば「大至」なのですが、現在建物建て替えのため一時休店中(6月頃復活らしい)。
えーと、確かこの通りを本郷方面に登ったあたりにも気になるラーメン屋さんが何軒かあったはず、と「雅ノ屋」さんを初訪問。
平日11:45到着、
厨房を囲むU字カウンターはほぼ満席ですが空き1。後客続々で店内待ち発生。
注文は口頭で。ランチタイムはお得なご飯セットがあるとのことで、それ行きますか。
セットAはチャーシューご飯、Bがのり玉ご飯、Cがジャコご飯。
どれも旨そうだけど・・漬け卵黄のTKGっぽいBをチョイス。ラーメンは醤油と塩から選べますが、まずは醤油で。
え?大盛無料?んじゃそいつも遠慮なくw
待つこと3分弱で着丼。
ほぉ、所々背脂が浮いたクリアな醤油スープは、ちょい昔の雰囲気を漂わせたもの。
海苔の筏に魚粉が載ってるのも一昔前の豚魚つけ麺みたいで懐かしいなぁw
ではスープを一口。
構成としては、スッキリした煮干出汁に、これまたスッキリした清湯鶏出汁を合わせたもの。
柔らかな醤油ダレは突出せず、非常に優しく、逆に言うとちょっと物足りない感じのスープ。おそらく無化調だと思います。ニボ感はとても上品で苦味やエグみ等はありません。
後述する中太麺と合わせるため、背脂で口当たりと旨味を補強しているようですが、うーん、もうちょっと振っ切れると化ける気がするなぁ。
麺は中太平打ストレート。
その太さの割に着丼が速かったので気になっていたのですが、案の定「麺固め」を通り越し「バリカタ」くらいの仕上がりです。
噛み切った断面を見てみると、まだ中心に芯が残っているアルデンテ。しっかり茹でればモチモチで美味しい麺なんだろうに。。。ちょっともったいないなぁ。麺ヤワコールが吉かも。
この茹で方のおかげでゴワッとした口当たりになっており、優しいスープからの浮きがより顕著に。
後から入店した常連さんらしき方、着席と同時に「醤油、細麺で」とコール。なるほど!たぶんそっちの方が旨いはず!
チャーシューはホロホロに柔らかいバラ煮豚スライスが2枚。
メンマは柔らかく全体を邪魔しない淡めの味付け。
何もしなくても完成度は高いスープなので、海苔の上の煮干粉はちょっと蛇足な気もしますが、まぁこれも個性ってことかな。
カイワレはどちらかというと塩トッピングの流用でしょうね。もうちょっと醤油ダレを尖らせて、青菜を入れたりした方が好みではあるかも。
「のり玉ごはん」は、少なめに盛られたご飯に海苔と花鰹をのせ、そこに漬け卵黄をトッピングするというちょっと珍しいもの。
ただのTKGと違い、ネットリ旨味の塊みたいな卵黄と花鰹の華やかな香りが混ざり合い。。高級ねこまんまな趣。これはたまらん!
デフォにプラス120円で付けられるサイドメニューとしてはかなり満足度高いと思います。というかコレ、他店も真似するべし!
ということで、サクッといただきごちそうさまでした。
ラーメンにはちょいちぐはぐな部分もありましたが、全体の上質な雰囲気は悪くないし、サイドの仕上がりも良好。そしてなにより、C/Pが抜群ですね!
次回はメニュー先頭の「塩」を試してみたいと思います。
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