【11/6まで】煮干スワロー(880円)@十条・煮干そば 流。
2016-11-04
今日のランチは十条で。狙いは、「流。」さんの限定メニュー、燕三条系のやつ。
こちら、地雷源グループの「さいころ」の店長さんだった手塚さんが独立したお店。いわゆる鯉谷イズムの継承者ですな。
#デフォも食べてるんだけど、限定情報を先上げします
休日12:30到着。お店に向かっていると、前を歩いていた方がスッと先に入店しそこで満席にorz
限定の食券を買い、外の待ち椅子にて待機。後客続々で、待ち椅子に座りきれないほどの人数が。
待つこと10分ほどで席が空き着席。スタッフは手塚店主と女子スタッフ2名。
食券は先に出してあるので、まもなく着丼。
ほぉ。。こりゃ間違いないやつでしょうw
アルミのトレイに載った小ぶりな丼にはスープがなみなみ。淡い色合いのスープの表面はビッチリと背脂と液体油。
具は「燕」風なんでタマネギ、バラ海苔、メンマが鎮座。チャーシューはゴロゴロ角煮サイズですね。
ではスープを一口。
・・おっ、意外にやわらかな味わいですね。
エグみのない煮干スープに甘口のカエシを合わせてあり、優しく誰にでも好かれるようなバランス系ニボスープ。
そこにたっぷりの背脂が加えられ、背脂のコクと甘味で全体の厚みが増しており、こりゃ旨い!
背脂はかなり細かい粒度でプルプル。臭みなく甘くていい感じ。スープを飲んだ後もずっと口に残る強い旨味も背脂効果なのかな?
麺は自家製麺、角断面の極太麺。デフォは平打っぽい形状だったという記憶なので、専用麺なのかな?
プリッとした喉越しのいい高加水麺ですが、茹でる前にギュッと手揉みしているので、強い縮れやひっつき、ちぎれ等があり、ちょっとワイルドな雰囲気ですね。麺量は180g程度で必要十分。
チャーシューはバラ煮豚を大ぶりなブロック状に切り出したものが3つ。
箸で持つとホロッと崩れる柔らかさと、バーナーで炙ったことによる香ばしさがいい感じ。
タマネギはみじん切り。辛味はきちんと抜かれており、シャクシャクの歯ざわりと心地よいほろ苦さがスープのコッテリ感をうまくリセットしてくれますね。
バラ海苔はそれほど香ばしさは強くないですが、やはり油+海苔の組み合わせは最高です。メンマはコリッと柔らかめでいい箸休め。
ということで、サクッと固形物完食。
スープと一体化した背脂とバラ海苔を掬っていたらいつのまにスープも半分ほど飲んでしまい、満足でごちそうさま。
うん、純粋に燕三条を目指すというよりは、変に肩肘張ることなく自然体で作り上げた「デフォにちょい足し」な燕系、なかなか気に入りました。
十条まではなかなか来ないので頻度は上げられないですが、ここは全メニュー制覇したいお店だなぁ。
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