富山ブラック元味(780円)+ご飯(100円)+生玉子(60円)@池袋・えびすこ
2016-01-25
今日の晩飯は池袋で。なんとなく醤油がギラギラした系(?)が食べたかったこともあり、富山ブラックを出すという「えびすこ」さんへ。
こちら、昔「長尾中華そば」とか「佐伯ラーメン」とかがあった、一定期間でお店が入れ替わるパチ屋併設店舗ですね。
基本、都内で富山ブラックと銘打ってるお店は全て商業用デフォルメ商品だと思ってるんですがw、こちらは、ご当地系ラーメンを再現させたら右に出るものはいない(と勝手に思っている)樹庵さんプロデュースとのこと。
樹庵さんの富山ブラックと言えば以前「渡なべ」の限定で食べたことがありますが、西町大喜っぽい中にも出汁感があり、相当美味かった記憶。
平日19:40到着。前客2、後客4。
店内には濃い醤油の香りが。テンション上がりますねw
食券機を見ると「元味」「新味」と2ラインの商品構成。
「元味」は富山現地のショッパーなやつを再現(根塚系じゃなく西町FC系だってことでしょうか)。「新味」はそれを東京の解釈で出汁感を強めたものとのこと。
では、とりあえずはオリジナルなやつから、ということで「元味」をポチ。
この手の醤油感が強いスープでぜひやりたいのが「スープを醤油に見立てたTKG」!
ということで、小ライスと生玉子もポチ。
食券を出し3分ほどで着丼。
おぉ、なかなか「らしい」ルックス!
どす黒い暗黒汁の上には黒胡椒がハラリ。
トッピングはチャーシュー、ネギ、メンマとシンプル。
ではスープを一口。
あ、これ好きですw
バシッと脳髄にインパクトを与えるのは、非常にキレの有る醤油感。塩気と酸味が一気にグワッと来る感じ。
また、そのエッジの切れ味を胡椒でチリチリと毛羽立たせ、よりハイキーな感じに。
出汁感はほとんどなく、全て醤油の旨味とキレで持っていくタイプですね。
また、油っぽさはほとんどなく、チャーシューから出る油のみなのかな?飲み口はかなりスッキリしています。ある意味高井田式とも似た感じですかね。
麺は加水高めの角断面中太ストレート。ゴワップリでしなりが強く、ズバッと啜るとかなり暴れるタイプです。
デフォで固めの茹で具合なのかな?コシもかなり強めで、ここらへんは東京風な解釈なのかも。麺量は少なめ。
チャーシューはロース系煮豚スライス。いわゆるノスっぽいワシッとした仕上がりですが、このスープにはよく合います。
薄いので、ご飯に載せて包んで食べてもいい感じ。
メンマはあまり存在感なかったけど、ショリッとしたした歯ごたえとニュートラルな味付けでいい箸休め。
途中から、卓上の揚げ玉を投入。
揚げ油によりコクが増えるのと、スープを吸った揚げ玉がしょっぺータピオカみたいで面白いですw
さて、麺を食い終わったらTKGの時間。
玉子を投入してかき混ぜたご飯に、レンゲでスープを投入。
うん、こういうの好きだわぁw
ということで、サクッといただきごちそうさまでした。
うん、記号化された「富山ブラック」という意味では、相当完成度高い一杯だったと思いますね。
ただできれば、樹庵さんの解釈する「初代大喜」の味も食べてみたかった気もします。
#根塚大喜に行ったのはもう10年以上前なので、味あまり覚えてないんだけどね。。w
とりあえず「新味」がこれベースにどう変化したのかも気になるし。。近々再訪せざるを得ないですなw
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