煮干そば・塩(750円)@大津市・幻の中華そば加藤屋 県庁前もり〜んの章
2015-09-15
今日のキャンプ地は大津(ガチでテント張るわけじゃないですよw)。なんせ、京都から大津ってJRで10分。京都駅ベースに動くなら、京都の上や下の方に泊まるより全然近いんですよね。
さて大津。滋賀常駐時代何度か来ているので土地勘はあります。
タッチの差で限定が食べれず地団駄を踏んだあのお店はもうなくなったのね。。。で、同じ場所に入ったラ店が今は人気なのね。
では、今日の夜食はそちらでいただきましょうか、とホテルに荷物を置いてテクテク歩きます。
早仕舞いしとるorz
遠征先でこういうの食らうとけっこう凹むよね。。。この場所とはとことん相性悪いらしいねw
さて、ここから再度京都まで戻るのもアレだし。。この時間だと選択肢はそれほどありませんな。
浜大津まで歩いてもいいけど。。うーん、ここは鉄壁の押さえ、加藤屋さんに久々に行ってみようかな。今や「にぼ次朗」名義でFC展開中の上り調子なお店ですね。
真っ暗な夜道を歩き、平日20:40到着。よっしゃ、やってます!この安定感。本来飲食店はこうあるべきw 店内は8割ほどの入り。
以前来た時は確か「こってりまぼちゅー(幻の中華そば)」をいただきましたが、券売機をチェックすると「煮干そば」なんてのもあるんですね。
滋賀のご当地メニュー「湖国ブラック」も気になりますが。。今日は煮干で。
塩と醤油を選べるようで、醤油より塩が先に書いてあるということは「塩推し」なのかな?と塩でオーダー。
つか、今気づいたんだけど「森印朗」ってなんだ?印=印度=カレー??
カウンターへ着席し、待つこと5分ほどで着丼。
おぉ、これは。。。いわゆる「背脂煮干」に近い系でしたか。
淡い茶濁スープの上にはかなり厚めの液体油層と細かい背脂。
トッピングはチャーシュー、メンマにネギ、カイワレ、海苔。上から一味が振ってあるのは以前食べた「こってりまぼちゅー」と同じ。
ではスープを一口。
煮干出汁のみを使用しているということで、どんな感じのが出てくるのか期待していましたが、煮干はじんわりした旨味と香ばしさを中心とした演出ですね。エグミや生臭さはありません。表面には煮干粉の姿も。
おそらく、煮干だけだとラーメンらしいパンチが出なかったので油でエンハンスしたのかな?油は融点高めで、食べ終わる頃には表面に膜が張るような重めのもの。これで旨味やパンチは付加されているんだけど。。。うーん、煮干だけの淡麗なスープも飲んでみたかったかも。
塩ダレは甘みも感じられるおだやかなもので、スープの旨味をジャマしません。
麺は前回食べたまぼちゅーと同じでしょうか、ベージュがかった色合いの角断面細縮れ。
プリプリとした中華そばらしい食感で、スープの絡みも良好です。
チャーシューはバラ煮豚の極薄スライスが2枚。脂身が多く、口の中でホロリととろけます。キリッとした醤油味がいい感じ。
メンマは調味液で漬け込んでないと思われ、白っぽい極太材木。ゴリッとした固めの食感がいいアクセントになってくれますね。
また、非常によかったのがネギとカイワレ。このコッテリしたスープのイイ清涼剤になってくれ、特にカイワレの辛さが煮干&背脂の甘みととても合いますよ。
海苔は香ばしく、スープを吸わせて麺を巻いて食べるといい感じ。
ということで、サクッといただきごちそうさまでした。
うん、さすが大津を代表するお店、安定の一杯でしたね。
メニューバリエも多いので、こういうお店が近所にあると助かるだろうなぁ。
次回は湖国ブラックか森次朗(二郎系の汁なし)を頂きたいです。
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