江戸式中華そば(800円)@東京駅ラーメンストリート・ソラノイロ NIPPON
2015-07-03
今日のランチは有楽町。時間はあるけど、雨なので地上に出たくないなぁ。。
・・そうだ、んじゃ地下で繋がってる東京駅ラーストに行こう!
ということで、ソラノイロ3号店へ今更ながら初訪問。
平日13:40到着。行列を覚悟していたのですが店内は8割ほどの入り。
#かの六厘舎もそれほど並んでいなかったので、たまたまそういう日だったのかも。
店外の券売機でまずは基本「江戸式中華そば」の食券を購入しスタッフさんへ渡します。
おっ、ホールには宮崎店主!最近本店でも2号店でも滅多に会えなかったので、なんかすごい久しぶりな感じw
ご挨拶をしつつ、カウンター席へ着席。
七彩時代より席数増えてるかな?2号店の内装に近い明るくポップな雰囲気で、グループ客も一人客も心地よい空間ですね。
やはり東京駅という立地、しかも通し営業ということで、1日500~700杯も出るんだとか!売上すごいだろうなぁw
待つこと5分で店主じきじきに着丼。
「写真撮るでしょ?麺固めに茹でといたから」お心遣い痛み入りますw
ほぉ。。噂には聞いていましたが、ド直球な中華そばって感じのルックスですな。
クリアな醤油スープの中には細麺。上にはチャーシュー、メンマ、海苔、ネギ、ナルト、AZS角煮。
ではスープを一口。
おっ、こういう感じですか。
一口目の印象は、ソラノイロ流解釈で再構築した「ノス系」?
いわゆる、東京の「街のラーメン屋さん」とか「中華食堂」の旨い一杯という感じで、赤い暖簾や赤いカウンターが目に浮かぶようなすっきりした味わいw
本店の中華そばもだいぶ古典的な構成(強いて言えば春木屋的)だと思いましたが、こちらと比べると液体油も多く、結構パンチ強めに作られいてたことがわかります。
ベースは鶏ガラが中心、そして醤油と生姜の香りがキリッと立つ全体バランス。
牛脂も使っているとのことですが、隠し味程度ですかね。カエシは本店とほぼ共通かな?
当然無化調ということで、化調依存度の高い街中華な味わいを出すには旨味成分を相当補わなければいけないはず。そのために魚介、野菜、乾物等かなりの素材の風味を重ねてあるみたい。ただ、それぞれの素材がとっちらかることなく見事に一体化。
初動のフックの後はスッと引いていく感じで、油も少ないので意外とアッサリしています。
うん、これは老若男女誰にでも好かれる、ザ・醤油ラーメンですな~。
宮崎店主にその話をすると、東京駅という立地柄もあり、個性は控えめにベーシックなものとしたんだとか。
なるほど、確かに万人受けする味わいだけど、これ、逆にかなりマニアックかも?
そこそこ食べ歩いてるラーメン好きには「こう来たかー」という発見があるけど、ラーストの主要顧客である「おのぼりさん」的な観光客が「意外にフツー」とか言っちゃうとなんか悔しいなぁ。。(初ラーメンな外国人にはオススメですな)
まぁ、そういった「個性」を求めるお客さんにはベジやビーガン等、ここならではの一杯をリコメンド、といったところでしょうかね。
麺はエッジの立った角断面細ストレート。
ハリが強く、加水低めのザクッとした歯ごたえが特徴的。
「江戸式」って言葉にもあるように、なんとなく江戸前蕎麦っぽい雰囲気も感じられるかも?
麺量はこの手の一杯にしては多めで、150gくらいはあった感。
チャーシューはロース煮豚の薄切りがたっぷり。ホロッと柔らかく臭みもなし。これはご飯を巻いてもいいかも。
メンマは筍の細切りっぽいジャキジャキっと固めのもので、食感のいいアクセントに。
海苔は板海苔。スープを吸うとほぐれていく柔らかなもの。磯の風味も強いです。
ナルトは言うまでもなくこの手の一杯には必須のビジュアル。
AZS角煮の端切れは、甘辛く煮付けられた三枚肉ブロック。しっかり食べごたえがあり満足度高いですねぇ。
あっという間に完食、すっきりスープも完飲でごちそうさまでした。
うん、様々な世代や人種が集まるエキナカ店にふさわしいベーシックな東京中華そば、楽しめました。
とりあえず全メニューコンプリートしたいし、早速限定メニューなんかも始まってるようなので、本店、2号店共に通うことになりそうですw
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