かき揚げそば(400円)@大崎広小路・しぶそば
2015-04-15
今日は五反田TOCでお買い物。春夏用のチノパンを買って、お直しの待ち時間が1時間ほど。
では、小腹も減ったしなんかおやつでも食べますか、とウロウロ。
とりあえずTOCと言えば地下の名物飲食店街なんで、B1へ。
「ニクシチ」の志野、イチオシが担々麺+チャーハンセットという変態大勝軒。あ、カレーやうどん屋もあるんですね。うーん、でも今日はイマイチどこもピンと来ないなぁ。。
ということで、「ことぶき」でお蕎麦でも啜りますか、と建物の外に出た時にふと思い出しました。
そういえば大崎広小路駅の前に「しぶそば」がオープンしたんだった。
東急のエキナカ蕎麦として有名なしぶそばですが、ついに駅ソトにオープン、ということで路麺ファンとしては行かねばなりますまい。
となりの「ラーメンタロー」はスルーし、休日15:10到着。前客3、後客3。女性お一人様も多いです。
店内は鰻の寝床的な奥に細長いもの。客席は厨房に背を向けた長いカウンター一本。椅子ありです。この物件、元々立ち食いそば屋じゃなかったっけ?
まだ新しいこともありますが、スッキリ清潔感のある内装で、ゆうポートやTOCのイベント絡みで界隈に多い女性やお年寄りにも好まれそうな感じ。
まずは食券機でメニューを確認。
大きなボタンのビッグ4は、かけ、かき揚げそば、海老天そば、単品カツ丼。
載せものバリエーションは極めてオーソドックスで、揚げ物系は海老天、かき揚げ、ちくわ天のみ。
冷やしもあるんだけど、名物「ピリ辛ねぎそば」はありませんね。ちなみに「肉そば」は大崎広小路店限定だそうで。
まずはお手並み拝見、かき揚げそばで行ってみますか。
厨房は若い男性2名。声出しもよく、非常に丁寧な物腰で気持ちいい接客。
「かき揚げは注文受けてから揚げますのでしばらくお待ち下さい」とのアナウンス。
セルフで水を汲んで席を確保し、しばし待ちます。
卓上を見ると、路麺としてはかなり珍しい抹茶塩と柚子塩が。これは天ぷら、期待できそうですよ。
数分待った所で呼び出しがかかりセルフ着丼。
ほぉ、かき揚げ別皿ですか。竹篭に和紙が敷かれ、そこにジャンボなかき揚げが。こりゃ高級感あります。
かけそばのトッピングはネギ、ワカメ。
では、まずは丼を持ってズズズ。
なるほど、甘みの強いカエシと鰹のふんわりした香りが特徴的ですね。
全体的に、路麺としては上品というか、スッキリとした淡白な味わい。客層にマッチしてると思います。
麺は丸山製麺の生麺で、エッジの立った細身の黒いそば。
熱い汁の中でもグニッとしたコシが感じられ、蕎麦の風味もそこそこ。この蕎麦なら「もり」でも行けそうです。
ワカメはそこそこたっぷりあって、身も厚めでいい感じ。
かき揚げはタマネギ、クワイ、人参を型に入れて揚げたボリュームたっぷりのもの。野菜は季節に応じで変わるんだとか。
高温でカラッと揚げた感じで、カリカリのクリスピーな食感。カラメル化したタマネギの甘み、それからクワイのシャキホコとした独特の食感が面白いですね。
揚げたて熱々なのはいいんだけど、油切れが少々悪かったのが惜しいかな?
ちなみにこのかき揚げ、揚げ置きでお汁を吸わせると生き返る系のものではないので、卓上の抹茶塩、柚子塩をかけて、お蕎麦とは別にサクサクッと楽しむ方がよさげ。崩れた天かすをお蕎麦に投入するといい感じにコクが付加されます。
また、この揚げたてのかき揚げなら「かき揚げ丼」も美味しそうですね。次回は丼セットもいいかも。
ということで、ラーメン激戦区と化した五反田西口エリアですが、路麺も水面下で熱くなってきましたね〜。
そばだけでなく、ワンコインでお釣りが来るカツ丼も、他路麺店といい勝負を繰り広げそうです。
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