塩(700円)@尼崎市/武庫川・らーめん専門 和海
2015-01-07
今日は西へ出張~。神戸から大阪へ向かう道すがら、阪神電車を途中下車。ランチは武庫川で。
なんでも、相当旨い塩を食べさせてくれる行列店があるんだとか!
川の上にホームがある面白い武庫川駅を出て、線路沿いにしばし歩きます。
12時開店ということなので、まぁ開店数分前に着ければ。。と思っていたのですがorz
・・・なんだこの行列は!?
11:58到着。既に暖簾は出ており店内は満席。そして外待ちの列は18。
しかも、ぐいぐい並びが増えていきます。休日ならともかく、今日平日っすよ?みんなヒマなの?仕事何やってるの?(俺もだけどw)
まぁでもせっかくここまで来たんだし、行列に接続。行列を見てあきらめて帰る客も多いですね。
グループ客の途中合流を微笑ましく見守りつつ(内心でははらわた煮えくり返ってるけど関西人コワイから日和ってるw)。。。つか、回転悪いですねぇ。なかなか行列が進みません。
連席希望の女子学生5人グループとか、驚愕する状況が続き(ちなみにお店はカウンター9席です)、待つこと約1時間でようやく店内に。
関内二郎でこの行列なら20分で入れるっちゅーねん(比較対象間違ってます)。これで旨くなかったらかなり凹むなぁ。。
店内はかなり狭く、厨房に面するカウンターのみ。厨房は3名体制。
背後スペースも狭く、カニ歩きで奥に行く感じ。出張用のキャリーカート持ってたので邪魔でしたね。皆さんごめんなさい。
さて、着席。ふぅ。店内には魚介出汁とゴマ油の香りが漂います。
気持ちを切り替えてメニューを確認。
基本塩と醤油の二種類、あとはチャーシュートッピングのバリエーションがあるのみですな。
また、サイドメニューが超魅力的なんですけど!
なるほど、ほぼ全員のお客がサイドも頼んでガッツリ楽しんでたり、さらにビールにおつまみ楽しんでたりするから回転悪いんですな。。。
では、まずは基本。「塩」を口頭オーダー。
待つこと3分で着丼です。
ほぉ、勝手に清湯をイメージしていましたが、濁ったスープなんですね。
ちょっと独特の緑色がかった微濁スープの上には、チャーシュー、水菜、ネギ、そして車麩。車麩トッピングは初めて見るかも。
では、スープを一口。
うん、評判通り、なかなか旨いです。
構成としては、柔らかい鶏の旨みあふれる清湯スープ(ちょい濁ってるけど)に節、煮干し等の魚介を効かせたスタンダードなもの。
粘度はなくサラッとした口当たり。丼の底には魚粉を確認しましたが、ザリザリ感や嫌味はありません。
香味油かな?の香りが独特で、おそらく乾物によるコンソメのような風味も感じられ、上品かつコクがありいいスープですね。塩ダレは甘め。
無化調なのでスッキリした後味。塩梅はジャスト。
麺は自家製麺。ムッチリしなやかな角断面細ストレートです。
麺味もしっかりしており、スープの絡みも問題なし。麺量は150g程度。
こちらご自慢のチャーシューは、鶏ムネ、鶏モモ、豚バラが各1枚ずつ。鶏は低温調理系の仕上げ。
鶏ムネはムチムチでパサツキ一切なし。モモもピンク色のエロチャーでプリップリです。うん、東京のレアチャー文化がこちらにも浸透してきたんですかねぇ。
豚はバラ煮豚スライスで、醤油が濃い目に染みてトロットロの口当たり。ただ、スープが塩だと若干浮くかな?豚は醤油スープの方が合うかもしれません。
あと、車麩めっちゃ旨い!スープを吸ってグジュッとなったところをガブリと行くと、しっかり弾力があって食べごたえもあるんですね。
ということで、サクッと完食完飲でごちそうさまでした。
衝撃的という感じではないけれど、いい仕事してますね的な、真面目な作りの王道・塩魚介ラーメンでした。
やっぱりここは、豪快に肉をいっぱい載せて、サイドメニューも合わせてガッツリ楽しむのが正解なんでしょうなぁ(見てる範囲では、ラーメン屋にしてはかなり客単価高かったと思う→来年から昼営業だけになるとのこと。十分儲かるんでしょう)。
機会あれば醤油ミックス、それから「ふわ玉」で満腹になりたいです。
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