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老麺(大油)700円@長岡市・安福亭 千手店

2010-05-10
ANPUKU-TEI

GWにかぐらスキー場へ滑り納めに行った際、新潟ご当地ラーメンを食べようと、長岡までひとっ走り。
長岡と言えば青島食堂。しかし青島は東京でも食べられるようになったので、燕三条系を謳うこちらのお店へ。
4月末から、100mほど北に移転したようです(旧店舗には地図掲示あり)。駐車場もお店の前含め3箇所あり、車で行っても安心ですね。

休日18:50到着。
駐車場に車を止め、まだ真新しい新店舗へ。
店内入口の食券機にて「老麺」の食券を購入。
入り口にいるお姉さんに食券を渡す際、「大油」でお願いします。
店内はかなり広く、右半分が座敷、左半分がテーブル、真ん中にカウンターという構成。客入りは8割ほど。地元のお客さん中心に賑わっているようです。

テーブルに座り、セルフのお水を飲みながら待つこと10分ほどで着丼。
なるほど、このルックスね。
東京で背脂系というと、土佐っ子系列か二郎を思い出しますが、そういったラーメンのルーツなのかもしれませんね。
濃い醤油色のスープの上には、具が見えないほどの真っ白の背脂。液体油も入っており、スープとは分離しています。
具は、チャーシューとメンマのみ。しかし卓上の刻みネギ、さらしネギが入れ放題なので、これで十分。

では、スープを頂きます。
分類は、一応豚骨醤油になるのかな?
スープのベースは豚骨中心で、ライト気味の動物出汁。トップノートにふわりと香るのは煮干ですね。
ミドルの醤油ダレは、エッジこそ効いていますが前面には主張せず、落ち着いた風味。塩気はちょうどいい塩梅。
背脂、そして厚めの液体油の甘みとコクが、バランスのいいあっさり目の醤油スープに厚みを持たせています。
もうちょっと煮干しがガツンと来るかと思っていましたが、意外に香り付け程度なのですね。
大油なので細かい背脂が大量に載っていますが、ギトギトではなくサラサラと飲める感じ。

では、期待の麺を。
形状は丸断面、うどんのような極太ストレートです。
茹で具合はかなり柔らかめ。モチモチというよりは、ちょっとベタッとした歯ごたえです。
地方店にありがちな、いわゆる老若男女が食べられる麺。コシはほとんどなく、柔らかいうどんを食べているような感覚ですね。
うーん、もし固めができるなら固め指定したいところですね〜。
また、加水はそれほど高くないようで、スープを吸ってどんどん伸びていきます。
麺味はほとんどなし。しかし麺とスープの絡みはよく、スープをよく味わえますね。
麺量は並でも十分。おそらく200g以上はあるんじゃないでしょうか。ただ、上述の通り、勢いを付けて食べないとどんどん伸びるので注意。

チャーシューは薄切りのバラチャーが3枚。
ジューシーで味付けもしっかりしたおいしいもの。デフォで3枚ってのはうれしいですね。
メンマは、色は濃いが味付けは薄いタイプ。柔らかめに戻してあり、存在感はあまりないです。

入れ放題の刻み&さらしネギを大量に入れてみると、その食感とピリッとした辛みで、スープのまったり感をキリッと引き締めてくれます。
特に、白髪っぽく切られたさらしネギの存在感が光りますね。

ちなみに、連れが注文した「油ノーマル」の老麺のスープを飲んでみた所、当然ですがスープの出汁の風味とカエシのエッジ感がしっかりと感じられ、とてもバランスのいいスープでした。
背アブラーの方でない限り、油は普通にした方がおいしいかもしれません。

トータルでみて、背脂系のルーツを感じる一杯、という印象。
おそらくこれより美味い燕三条系ラーメンは、東京でも食えるのだろうと思いますが、この「街に根付いた感」「ご当地感」というか、地元の空気感含めて一杯を味わえるのはこういうお店だけなんでしょうね。
こちら方面に来た際はまたお邪魔したいと思います。
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