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変わり担々麺(900円)@鶴見・てんか

2010-03-30
TENKA

普段なかなか行かない街に遠征してみよう、と(そんな遠くもないのですが)鶴見へ。
開化楼の麺を使うというこちらのお店に来てみました。

お店の前の歩道にクルマを乗り上げて路駐している方が多いのですね。
今回初めてで勝手がわからないので、お店正面のコインパーキングへ駐車。まぁ20分100円だし、安いもんでしょ。
日曜19:10到着。カウンターは満席、外待ち2。

店外の待ち席に座るくらいのタイミングで、60代半ばくらいのおばちゃんが店から出てきました。
行列を塞ぐようにとめたチャリにまたがりつつ、待ち行列の我々に向かい「ココ、いつも並んでるかと思って食べてみたら全然おいしくないの!これだったらサンマーメンの方がマシ!量も多いしすごくまずかった!半分以上残したわよ!全然おいしくない!」と言い捨て、チャリをこいでガーッと行ってしまいました。
・・・全員呆然。
あのさ、これから食べようとしてる人に対しソレはねーだろ、と。。。
うまいかまずいかはあんたの価値観なわけだし、せめて「口に合わない人もいるみたいね」くらい思っときゃいいものを。。というかサンマーメンと比べるのはお門違いも甚だしいですよ。。
・・・なんかお店に入る前から胸クソ悪いですね。(←当然ながらこの件は採点要素に入れていません)

気を取り直し、5分ほど待って店内へ。
このお店、J系の「とろとろ肉そば」がメインらしいですが、他の方々のレビューを見て気になっていた「変わり坦々麺(汁なし坦々麺)」を。
汁なし坦々と言えば最後はライスインじゃね?と、一応小ライスの食券も買い、カウンターへ座ります。

お店に入った瞬間、中華系スパイスの香りが鼻腔をくすぐります。
これは、八角?
ラーメン屋さんでこの香りを嗅いだのは、三河島の「桃天花」以来。
この匂いがするお店はウマイ!という公式があてはまるでしょうか?

カウンターの中で黙々と調理するのは、おじちゃんとおばちゃん、そして若い男性の3名。
家族経営っぽい、なんだか暖かい雰囲気ですね~。
カウンターのお客さんは、半分がつけ麺、半分が坦々麺を食べている、という感じでした。

待つこと10分ほどで着丼。
おぉ~、こりゃ噂に違わずうまそうですよ。
麺の上にタップリのモヤシ、そしてその上に大ぶりのチャーシュー、挽肉、そしてチンゲンザイ、ゆで卵(半身が2個)。なんだか人の顔みたいw
これらの上には、これでもかと真っ赤な赤唐辛子粉末がかけられています。うーん、辛そう。

では、カウンターの説明書きに従い、まず全体をよく混ぜていきます。
下から現われたのは、開化楼の極太縮れ麺。麺のコシも強力なので、こぼさずによく混ぜるのが大変。
また、麺の下には醤油ダレも入っているのですね。軽い煮干しかな?魚介が香るタレです。

んじゃ、いただきましょう。
赤い粉が纏わり付き、テラテラと光る麺をズバッとすすると、うま~い。
これだけの唐辛子が入っているにも関わらず、咽るほどの辛さではありません。むしろ醤油ダレとの絡みが絶妙で、ワシワシいけちゃう感じ。
というか、そのルックスからコッテリ系を想像していましたが、思いのほかアッサリ系だったのに驚き。油分が少ないからでしょうか。
これなら女性でも食べやすいですね。現に、お隣の女性二人連れもワシワシと坦々を召し上がっておられます。

麺は開化楼の極太縮れ。最近いろんなお店で見ますよね。
これはもう、この手のメニューには鉄板でしょう。
今回は固めの茹で上がりで、ワシワシとした歯ごたえ。麺味もしっかりあります。
ただ、もうちょっとモッチリするまで茹で上げた方が、こちらのメニューにはマッチしそうな気がします。
量は少なめ。200gないんじゃないかな。

たっぷりの茹でモヤシは、シャキ系の歯ごたえ。麺と一緒にほお張ると、ムチムチの麺と合わせ食感のコントラストがいいですね。
チャーシューは、トロトロのバラチャー。口の中でホロホロとほぐれ、脂身がフワァととろける感覚がたまりません。
チンゲンサイはシャッキリしたものは2枚。いい口直しですね。
また、麺を混ぜると、タマネギのみじん切りも姿を現します。これまた清涼感を演出するいい素材ですね。
八角の香りの原因は、おそらく挽肉かな?中華スパイスをしっかり効かしているのが特徴。
また、所々スライスニンニクも顔を出し、香り付けしてくれます。

この一杯、「坦々麺」という感じではないですね。
醤油ベースのまぜそばに、粉末唐辛子と中華スパイスで香り付けした挽肉を和え、「坦々風な和風まぜそば」にしているという感じなのでしょうか。これはこれでアリ。

ただ、最初は「混ぜたりないからかな?」と思いつつよく混ぜつついただいたのですが、なんというか、旨みのサスティンがないまま唐辛子のトップノートと麺の存在感だけが主張してしまい、ちょっと全体のバランスがよくない印象です。
味構成を分析してみると、ベースには出汁風味の醤油ダレ、ハイは唐辛子のアクセント、という味構成になっており、真ん中の「旨み」成分がストンと抜けている。
普通の坦々麺だと、ここに芝麻醤等のまったりしたコクなどを加えて、ミドルを補完するわけですが、この一杯にはそういった存在がない。
イージーに背脂やマヨネーズ等を使っても旨みをブーストできそうですが、そういった工夫は見られません。そうか、だからアッサリ系に感じたのか。
風味を変えず、この方向性のまま行くのであれば、もうちょっと醤油ダレの旨みを強めた方がいいかなぁ、という気がします。所詮ジャンクなんだから、化調ブーストという手もありでしょう。
あ、卓上のラー油をドバッと入れたらまた雰囲気変わったのだろうか?

麺を半分ほど頂いたところで、説明書きに従い、スープをお願いします。
すると、カエシ、調味油を入れた上でスープを注ぎ入れ、そこに焼き石を入れてサーブしてくれます。
こうすることで、熱々の坦々麺のできあがり、ということですね。一杯で二度おいしい。すばらしい!
ではスープを頂きます。
ん?酸味がかなり強いのですね。これは何の酸っぱさなんだろう?スーラータンメンのような感じ。
割りスープはおそらく豚骨ベースのまったりとしたもの。もうちょっとカエシを入れてもいいのかな。けっこう薄味なので、やはり酸味が一番前に出ちゃいますね。
挽肉と一緒にライスにかけていただきましたが、あまりライスインには合わないスープかもしれません。。

トータルで見て、方向性はかなりおもしろいメニューだと思うのですが、あとちょっとだけ何かが足りない印象を持ちました。もっとブラッシュアップしたら大バケする予感。
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