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ベーシックゼロ(850円)@不動前・ラーメンゼロ

2010-03-25
ZERO

先日訪れるも、あまりの行列に「支那ソバ かづ屋」さんに行き先変更してしまったので、今回は閉店間際にチャレンジ。
休日、20:50。もうLO終わってるかも、と思いつつ行ってみると、まだ暖簾がかかっています。
お、ラッキー!と店内に入り、デフォの「ベーシックゼロ」の食券を買って着席。あ、一応無料の「プラス1」も頂いておきます。

待つこと5分ほどで着丼。プラス1は別皿に、にこごりのような状態でやってきます。
「無化調」どころか「無調(調味料無使用)」を謳うからには、さぞや他と違うルックスなのかな、と勝手に想像していたのですが、フツーのラーメンですw
薄く茶濁したスープの上には、小ぶりなチャーシューが2枚、穂先メンマ1本、普通のメンマ、万能ネギ、挽肉、そして海苔。

では、期待のスープ、いってみましょう。
お、意外と普通だ。
分類としては、いわゆる魚介豚骨の味作りに近いですかね。ただ、やはりせたが屋系列らしく、最初に鼻に抜けるのは魚介。
粘度は、シャバシャバではないですが、軽くとろみがついた程度。
よく味わってみると、ベースにはしっかりとした豚、鶏の出汁。ミドルには乾物系かな。昆布、貝柱等の芯の太い旨み。そしてハイには節、煮干しという構成に見えます。
舌の上で転がすほどにいろんな役者が登場し、それぞれが明確に見える。でもどれもケンカせず丸~く収まっている。こりゃすごいわ。
たまに顔を出す柚子皮も、いい感じに清涼感を与えてくれますね。

しかしこのスープ、塩も醤油も使っていないのに塩気がちゃんとあるのですね。「しょっぱくない」的な評判も聞きますが、いやいやどうして、全然いい塩梅ですよ。
というか、魚介系出汁の塩気だけでこんなに丸みのある塩味が出るもんなんですね。
無化調らしく、旨みのサスティンは短めです。そして最後にに残る鼻に抜ける香りは、「あ、これスルメじゃん」。
干しイカ独特の、苦味というか香ばしさのような後味が特徴ですね。あ、このスルメからも塩分が出てるんですね。

では、麺を頂きます。
形状は丸断面、中太ストレート。国産小麦100%と、スープ同様コストかかってますねぇ。
茹で加減は若干柔らかめでした。噛むと溢れる小麦の甘さが特徴的。
スープとの絡みもよく、この旨みたっぷりのスープをよく持ち上げてきます。

チャーシューは、薄めの味付けで、素材の味を感じられるタイプ。
肩ロースかな?脂身はほどほどで、しっかりと赤身の旨みが楽しめておいしいですねぇ。ちなみにチャーシューを作るのにも塩や醤油を使ってないんですかね?
挽肉は、味付け自体はあっさりしたもので、こちらも肉自体の味を楽しむタイプ。旨みがスープに溶け出し、コクを出してくれます。
メンマは、穂先と通常のものの2種類。食感の違いを楽しめるのはいいのですが、ちょっとメンマ独特のエグみが残ってしまっていたのが残念。

味が薄かった時のための保険としていただいた「プラス1」ですが、結局使わずに食べられちゃいそう。
このプラス1、魚介フレーバーを加えた濃いめの醤油スープをゼラチンで固めたものですかね。
せっかく頂いたのを残すのももったいないので、後半戦にスープに溶かしてみました。
・・・舌がスープの淡さに慣れてしまったのか、ちょっと塩気が強すぎになっちゃいましたね。入れるなら半分くらいでもよかったかも。

トータルで見て、調味料なしでこれだけのスープができるんだ、という事実に、まず驚き。
そして、それをウリにするというせたが屋グループ(というか前島氏)の営業センスに脱帽です。
C/Pはよくないですが、この価格でも納得させられるだけのスープだと思います。
ただ、「中毒性」があるかと聞かれたら、そうでもないんだよなぁ。。。ラーメン好きを自認するなら一度は行っておくべき、というお店でしょうか。
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