鶏中華そば(小)680円@武蔵小山・やきとり まさ吉
2013-02-11
【このお店はラーメンだけの注文はできません】今日は武蔵小山で飲み。
会場は、ずっと前から一度行ってみたかった「まさ吉」さん!
こちら、焼き鳥のお店なんですが、〆のラーメンが激ウマということで有名ですね。
今回はしっかり予約の上(19時までは予約可、以降は空き次第案内)訪問です。
平日19:00到着。前客は3名。時間が経つにつれ客がじわじわと増え、最終的にはほぼ満席に。
けっこう頻繁に電話もかかってきて、大将が丁寧にお断りしています。

とりあえずルービーを飲みつつ、お通し2種。
それから、焼き鳥をひと通りお願いしましょう。
変わった部位のものもあったのですが、今回頼んだのは、ド定番ラインナップ。ネギマ、皮、ぼんじり、砂肝、ハラミにつくね。





大将が炭火の上で丁寧に丁寧に焼いた焼き鳥、超うめぇ~。
そういえば純粋な「焼き鳥屋さん」って初めてなんですが、正直これまで食べたどんな焼き鳥より旨かったです(まぁお値段も普通の居酒屋の倍くらいしますが)。
特に皮のネットリ感や砂肝のショリショリ感は、初めての味わいで最高だったなぁ。。素材と焼き方もそうですが、塩自体もかなりうまい塩でした。


途中、焼酎ボトルにスイッチしつつ、定番であるだし巻き、鶏シュウマイ等を頂き、最後はやっぱり〆ラーメン。
次のお店(OPR)の予定が(この時点では)入っていたので、鶏中華の小をお願いします。
曜日によって塩と醤油が切り替わるとのことですが、今日は醤油です。

焼酎ボトルを空けた頃、いいタイミングで着丼。

おぉ。。。コレは文句なしに旨いでしょう。食べる前からわかる系です。
ナルトの大きさと比較してもらえばわかる通り、丼はかなり小さめ。普通のラーメンのハーフポーションという感じかな?
クリアな醤油スープの上には、チャーシュー、青菜、ネギ、海苔、ナルト。
醤油と鶏油の香りがもう。。。たまらないですね。

では、スープを一口。
うーん。。。これはしみじみ旨いなぁ。。。
さらっとした醤油スープを口に含むと、クリアで芳醇な鶏の旨味で口中が満たされていく幸せ感、たまりません。。。
出汁の太さはともかく、醤油ダレもいいですね~。鶏油とタッグを組んで、キレと甘みを両立し、鶏の旨味の輪郭をきれいになぞっていくんです。
塩気はちょうどいい塩梅。というか全ての要素がちょうどいい按配の、極上中華そばって感じです。
麺は角断面細ストレート。
こちら、支那そばやの佐野さんの製麺所から仕入れているらしいですね。
啜った瞬間「ヤワメなのかな?」と思うのですが、おそらくこれでジャスト。支那そばや系でよくある、しなやかだけどハリがある、風味のいい麺です。プツッとした歯ざわりも良い感じ。
細くしなやかな麺なので、麺と麺の間にたっぷりスープを含んで口に駆け上がってきます。
結果、麺を食ってるのに、同時にスープも飲んでいるような幸福感。。。これは。。。啜りが止まりません(だから写真を撮り忘れたw)。

鶏チャーは、モモ肉を巻いたものを、焼き鳥と一緒に時間をかけて炭火で焼き厚めにスライスしたもの。味付けは焼き鳥のタレ的な感じで、甘じょっぱくて旨い。
というか、目の前の焼き場で、大将が焼き鳥じゃない筒状のものをずっと炙ってるから、何を作ってるのかな?と思ってたのですがコレだったんですね!丹精込めて育てた(焼いた)鶏チャー。柔らかくてジューシーで、旨いなぁ。。
青菜はホウレンソウ。シャキッとした歯ごたえとほろ苦さがいい口直しになってくれます。
ネギの辛味も鉄板。海苔もいいモノ使ってるなぁ。。香りがよくて、スープを吸ったらさらに絶品。
メンマはありませんが「そんなものは飾りです!」という偉い人にはわからん系なのでOK(謎)。
と、ここまで書いてきた時間より早く(おそらく読んでもらった時間より当然早く)全てが一瞬で腹に収まりましたw
飲んでたらから上方修正ってのはあるかもしれないけど、それにしたって極上の中華そばであることは確か。いやぁ。。。予約して来てよかった。
お会計は全部コミコミで一人あたり5k程度。
そこそこ飲んだし、満足度と価格を天秤にかけたら、満足度の方が断然上。つまりC/Pは良好です。
トータルで見て、卓上に出てくるもの全てに大将のこだわりが感じられる、極上の逸品たちでした。
特に〆の中華そばは、下手な「こだわりのラーメン屋」を軽く凌駕する素晴らしい出来。弟子筋でもないのに佐野さんが麺を卸したのもわかる気がします。
ここは絶対また来よう。。。
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