特大ソラの肉ソバ・中盛(990円)@麹町・ソラノイロ salt&mushroom
2014-04-03
今日のランチは会社近くでサクッと。となると当然、先日全メニューがモデルチェンジ&新レギュラーメニューが追加されたというソラノイロさんに行きたいところですが。。。
朝から何も食べていなくお腹はペコペコorz
・・・そして、肉の香りに引き寄せられ、来てしまったのは2号店w
平日14:10到着、前客11、後客7。ピークを外してもこの賑い、さすがですな。
お店入って券売機へ。当然押すのは右上ボタン。そう、肉ソバに生卵&モヤシを加え肉と麺も増量!というガッツリ仕様が登場したんですよね。
#勢い余って中盛の食券もポチしてしまったのですが、このメニューはデフォで中盛とのこと。
カウンター席へ着席し岩瀬店長へご挨拶。食券を出し、しばし待ちましょう。
一気に客が入ったタイミングだったので、7分ほど待ったところで着丼。
・・・そう、今日食べたかったのはコレ!
濃いぃ色のブラックスープの上にはたっぷりのチャーシュー&モヤシが載せられ、その上にはこんもりと九条ネギの山。そして頂上に神々しく輝く生卵!
京都のあのお店を知っている方ならわかるこのバージョン。そう新福菜館「新福そば」トリビュート、ということですな(いつも「中華」を食べてしまうので実は未食)。
ちなみに新福そばには「特大」という接頭辞が付くのですが、このメニュー名も「特大」。うん、知ってる人だけがニヤリとできるオマージュですw
ということで、まずは黄身を崩さないように注意しつつ食べ進みましょう。
まずはスープを一口。
・・・うん、旨いっす。
豚肉の旨味溢れる清湯スープに、これまた肉の旨味が溶け込んだ醤油ダレの組み合わせ。
醤油が立つシンプルなスープなので、高井田系のように好き嫌いが分かれるかと思いきや、そこはさすがソラノイロ、しっかりした旨味を持った、シャープなんだけどベースの強さと丸みもしっかり感じられる安定のスープに仕上げております。
油っけは少なめでサラリとした口当たり。最近タレの量を調整したとのことで、登場時より若干まろやかな仕上がりになったんだそう。進化してますな。
麺は、京都棣鄂製の角断面細ストレート。
ニチッとした粘りある歯ざわり、モグモグ系の噛み心地、素朴な麺味がなんともこのスープに合いますね~。
当然ながらスープの絡みも抜群です。麺量は210gで必要十分。
チャーシューは通常の肉ソバの1.5~2倍くらいは入ってたかも?すくなくとも10枚くらい、あと端切れも何切れか。
注文の度にスライサーで切り出される薄切りのバラ巻き煮豚は、味がしっかり染みて柔らかく、脂身がプリッと甘くて旨い!
どのくらいチャーシューの量が多いかというと、麺や他の具材を食べ終わった後にもまだチャーシューが残っているというレベル。素晴らしい。
モヤシはシャキッとした歯ざわりを残した茹で具合。この手のスープには鉄板の相性ですな。
九条ネギは粗めの輪切りで、ザクッとした歯ごたえと熱が入った時の甘みがいい感じ。うん、この九条ネギとモヤシのコンビネーションによるザクシャキ感が、食感にいいアクセントを付けてくれますね~。
#ちなみ九条ネギは卓上の器から取り放題!
中盤から、手をつけずに取っておいた卵黄の出番。
レンゲにとって慎重に黄身を割ってスープへ。
麺を絡めて啜ると。。。ウマー!!!
うん、味玉トッピもいいけど、このスープには生卵ですね。
醤油の立ったスープ&崩れた黄身&麺が絡むと、気分は「たまごかけご飯(麺だけどw)」。
あの甘じょっぱくてコクがあってトゥルントゥルンな雰囲気が今、口の中に!
また、卵黄がスープに溶けると、シャープだったスープの輪郭がかなり丸くなって飲みやすくなります。
モヤシ&卵黄によるまろやか効果は結構大きいので、このバージョンだとあと僅かにカエシを加えたいかな?
まぁでも、卓上の黒胡椒をドバッと振ることによってハイがビシッと効くようになるので、これでも十分アリ。
大満足で固形物完食、まろやかになったスープもほぼ完飲してごちそうさまでした。
トータルで見て、「これが出て始めてラインナップ完成」と言える、ハイレベル新福オマージュな一杯。
となると、あとは「焼き飯」があれば。。。あれ?そういえば卓上メニューに「チャーハン」って文字がチラッと見えたような?今度きちんと確かめてこないと。
まぁそういったマニアックな楽しみだけでなく、単純に旨いガッツリラーメンとして、近隣リーマンの需要も十分満たせるのは間違いないですね。お値段は多少張りますが、出しただけの満足感はあると思います(増税後もお値段据え置きです)。
ちなみに先日頂いた「岩二郎」、裏メニュー的な販売方式を改め、そろそろ本格的にPRしていくそうです(夜の部のみ)。さらに汁なし岩二郎を試作中との噂も。
・・・この「特大」も推してるし、2号店はガッツリ方向へ舵を切ってるのだろうか。。w今後どう育っていくのか、非常に楽しみです。
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