背脂ペペロンチーノ・大盛(980円)@東門前・パンチョ
2023-03-21
川崎でランチ。 産業道路沿いの某家系店に行く気満々で家を出たのですが、その前ちょっと買い物・・・と立ち寄った大師前のシマチューにはフードコードが。
ラインナップを見てみると・・おっ、パンチョ入ってるじゃん!
パンチョが最近「ジロー系(原文ママ)」という企画メニューを出しており、機会あれば食べてみたいと思ってたんですよね(完全に釣られてますw)。
ということで方針転換。急遽フードコートで食っていくことに。
カウンターのお姉さんに件の「背脂ペペロンチーノ」を口頭オーダー。並(400g)・大(500g)・メガ(600g)が同料金とのことなので、とりあえず大で。パンチョ久々で食べきれるか不安だけど、ジャポネの横綱ほどはないでしょう。
フードコートなので呼び出し機を渡され自席を確保。10分ちょい待ったところでベルが鳴り、セルフ着丼です。
ほぉ。。。これが二郎系か?というとなんとも微妙だけど、とにかくニンニクの香りはすごいねw
極太スパがモヤシ、キャベツ、ネギ、ニラ、唐揚げと一緒にたっぷり背脂で炒められており、上には大量のおろしニンニク、おろし生姜、海苔2枚。二郎に海苔は載ってないんだけど、ラーメンには海苔的な発想?
では早速一口。
うん・・・えぇとね、「塩ニンニク焼きスパ、脂多め」みたいな感じですかね。
味的には悪くないものの、二郎かというと違いますね。
プワプワした激ヤワ食感の頼りない極太スパは、焼きかなり弱めで焦げ目はありません。脂はたっぷりめ、タレ多めな感じ。
味付けは醤油ではなく塩味っぽいですね。二郎と言えばやっぱりカネシ感も欲しいわけで、そこが弱いのが残念。しかし塩味はかなり強めでガテン向けな味わい。
モヤシはクタクタ。キャベツは別に炒めたのか、かなり強めの焼きが入っておりいい感じ。
あと、肉の代わりに10-20gくらいの小ぶりな鶏唐揚げが3、4個。タレ多めなので、唐揚げの衣がビチョビチョになっちゃってアレですね。。
これは別添えの方がいいかな。というか、コマで良いのでちゃんと豚肉載っててほしかったな。
ニンニクと生姜を和えると鉄板。意外にも生姜の方が合うな?と思いました。海苔はあまり存在感なし。
途中から味変アイテムである粉チと黒胡椒をドバッと投入。
黒胡椒は鉄板でシャープな味わいに。粉チはコクが増えるけど、塩気も増えちゃうのが難点かな。
麺量は茹で後で500gということでしたが、そんなにあったかな?体感的にはジャポネの大より少なく感じました。なので楽勝。
むしろ、胃容量的には全く問題ないけど、後半味の濃さと単調さに飽きちゃう感じ。そういう意味では「メガ」にしなくてよかった。。
ということで、サクッといただきごちそうさま。
二郎インスパイアのロメスパということでかなり期待値を上げすぎたか・・・まぁ、普通にパンチョの新メニュー「背脂ペペロンチーノ」として味わう分には悪くなかったです。
ただ・・・二郎かどうかはともかく、ここロメスパの店なんで、少なくとも麺はしっかり焼いてほしかったなぁ。。このあたりは料理人のスキルにもよるんでしょうかね。店によって仕上がりに差があるかも。
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スジラーメン(1170円)@京都/一条寺・高安
2023-03-14
[b:スジラーメン(1170円)]
京都、一条寺で遅めのランチ。
この界隈は超ラーメンタウンなわけですが、中途半端な時間になると一気に中休みのお店が多くなります。
そんな時には高安!有名店ながら、通し営業なのがうれしい所。
平日16:00到着。オサレな店内は半分ほどの入り。
デフォルトの中華そばは以前食べたことがあるので、未食の「スジラーメン」をお願いします。というか・・・以前来た時に比べどえらい値上げしてるのね。。
待つこと3分で着丼。
白濁のスープ表面にはスジ煮込みと白ゴマ、青ネギにメンマ。
京都らしいトロンとした鶏白湯は、雑味なく旨味が凝縮されており旨いですね。ただカエシはかなり強めで、デフォルトでもかなりしょっぱめ。これはライスが欲しくなる系。この後スジの煮込みダレが混ざるので、さらに味が濃くなります。
麺はニュルッとしたすすりやすい細麺。このスープにはよくあってるかな。麺量は150g程度か。
そして「スジラーメン」の名の通り、チャーシューの代わりに牛スジ煮込み。
一口サイズの牛スジはおそらく圧力鍋でよく煮込まれており、トロットロです。単体で味濃いめなので、これはラーメンに載せるよりは別皿で白飯やビールと一緒に楽しみたいかも。
ということで、サクッといただきごちそうさま。
もちろん旨かったのですが、やはりこの店は、ライス付けてガッツリ行ってナンボだったなぁという印象。あと、価格的に次回はスジラーメンじゃなくてデフォでよいかな。。
もっと言うと、高安はやっぱ「から揚げ定食」なんですよね(食べきれないほどのボリュームなので持ち帰り用の袋がいただけますw)!
カラアゲニストとして、次回は連食のことは考えず唐揚げ定食一択で!
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チャーハン定食・こってり(1310円)@茶山・天下一品総本店
2023-03-13
[b:チャーハン定食・こってり(1310円)]
京都で早めのランチ。
駅前でしゃてんじを借り大原方面に向かうので、その前に、以前から行ってみたかった天一の総本店へ!
気合を入れ、開店15分前からシャッターします。開店時には、店外待ち15名ほどに。
ただ店のキャパは大きいので、スルッと全員着席し、あとは落ち着いた客入りでしたね。まぁシャッターするほどではないみたい。
というか、供されるウェットティッシュや丼、皿等全て総本店カスタムの屋号入りなのがプレミアム感ありますね〜。(「天下一品総本店」「京都北白川総本店」「京都北白川店」と見事に文言が揃ってないのが玉に瑕ですがw)
ただ、店員のマインドは他のFC天一と変わらないというか、総本店ならではのホスピタリティがあるかというと微妙な感じかな?これなら東京のFC天一の方が教育できてる気がします。
チャーハンの数分後にラーメン着丼。
天一のスープは全店セントラルキッチン製の現役を希釈したものなので、味自体は鉄板。あとは店のオペの丁寧さや提供のタイミング(煮詰まり度)が味を左右するわけですが・・口開けだったからかドロドロ加減は意外に低く、香りの奥にちょっと香ばしさがあるかな。
あと注文時に「ニンニク入れますか?」というヒアリングがあったのでお願いしたんだけど、そうすると卓上の辛子ニンニク味噌みたいなアレをデフォルトで入れてくれるのね。。。これは誤算。あれ最初は絶対入れない方が美味しい。
麺はデフォ軟目のあの細麺。麺量は130gくらいか。
チャーシューはワシワシ系。メンマはコリコリ。青ネギの清涼感は鉄板。
チャーハンは、ニンジンが入ってるのが印象的。
しっとり系と思いきや、結構パサパサ系。味付けは胡椒のアクセントが効いていますが。。うーん、総本店ならの鍋振りスキルを期待したけど、ちょっとハードル上げすぎたかな?
作り置きっぽい雰囲気すら感じるけど、これ口開けのチャーハンですからねぇ。。うーん、これも東京のFC天一の方が(以下略
ということで、サクッといただきPayPayで支払いごちそうさん。
うん、まぁ、総本店という所に変に期待しないで来る分には、フツーに美味しい天一が楽しめるお店ですね。なので、身近に天一がある人であれば、「話題作りに一度来ればいいかな?」というのが正直な感想です。
そういえば、総本店は「コロッケ」が名物らしいというのを後から知りました。次回あればコロッケ食べてみるか。
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生姜ラーメンセット(1050円)@京都/四条烏丸・麺対軒
2023-03-10
京都で晩飯。 遠征メシなので当然ラが中心となりますが・・さて、どこに行こう?
ミシュランやビブグルマンを取ったお店とかは、よっぽど個性がない限り東京でも似たようなのが食える(超偏見)と思っているので、最近の遠征ではそういう店を追うのではなく、できるだけローカルで面白いお店を探すようになり・・・結果バクチ度も上がるわけですがw
ということで、石ちゃんも絶賛という(ミシュラン本に載るより、石ちゃんのサインある店の方が信頼できるような気がするよねw)生姜ラーメンが有名という四条堀川のお店へ初訪問。
平日18:30到着。店内は半分ほどの入り。
次の予定はないのでしっかりセット物を食べよう、と小焼き飯とラーメンのセットを口頭注文。
「ラーメンを生姜ラーメンに替えられます?」と聞くと問題ないとのこと。では生姜で!
5分ほどで着丼。ほぉ、スープは京都ローカルな感じの微濁の動物系+淡い醤油ダレのスープですか。
では早速スープを一口・・・おぉう、とにかく生姜がビリビリ!業務用のおろししょうがと思しきヤツが大匙1杯は入ってるかな?という味。
例えるなら家系のお店で間違って生姜を大スプーンでドバッと落としちゃった時の味。なので、スープのベースの風味は完全にわかりません。これは変化球だわw
麺は丸断面中太ストレート。テボの中でほぐされておらず、ややダマ。
加水は中よりやや低めかな?表面ツルツル、噛むとゴワッと固めの弾力を持ったもの。
風味は乏しく、うーん・・なんというか、粉の風味を感じられず、ただ固いだけみたいな、ちょい安っぽい麺に感じました。スープとの絡みもイマイチ。麺量はしっかり150g以上あった感。
チャーシューはロース煮豚スライスの極薄が6枚ほど。ハムより薄いので風味はあまり感じませんが、ボリューム的にはちゃんとしてます。
青ネギのジャキジャキした食感と爽やかさもいいアクセント。
焼き飯は、厨房からの音を聞いていると、一応中華鍋を振っているっぽいんだけど。。。あれ?今6回くらいしか鍋振らなかったよね?
ということで、おそらく作り置きの再加熱っぽいですね。固めの米にしっかり油がしみ込んでおり、どっしり重たい・・パエリアの米っぽい感じwふっくら感や香ばしさはありません。タレは真っ黒ですが塩辛くはなく甘口。具はネギ、チャーシュー、玉子。
ボリュームは130gくらいかな?
ということで、サクッといただきごちそうさま。
うーん、腹は一杯になったけど、ちょっと上滑り感あったかな?
というか、実はデフォルトの醤油ラーメンは「新福菜館タイプ」らしい。。。うーん、そっちの方が当たりだったかも。次回あればソレで!
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油そば(900円)@・梅小路京都西・拳ラーメン
2023-03-09
[b:油そば(900円)]
京都で昼飯。
梅小路の鉄博を満喫した後、さてどうしよう?とサーチすると、あら、博物館のど真ん前に「拳」があるじゃないですか。
10年以上前に来た時は移転前で二条から結構歩いた記憶。そして移転後のこの立地は、鉄博のおかげで駅の方から隣にやってきてくれたという棚ぼた的立地ですなw
平日14:05到着。前客2、後客1。
スペシャリテ「のどぐろ煮干そば」は以前東京の催事で食べたことがあるし、敢えて変化球の油そばをポチし着席。
待つこと5分ほどで着丼。
ほぉ、関西でこういうの食べるのは初めてかも?いわゆる「武蔵野系」に近い油そばですね。
タレと脂を絡めた麺の上には、肉味噌、刻みタマネギ、なめたけ的なやつ、水菜、フライドオニオン、青ネギ、上にチャーシュー。
この手のはとにかく混ぜるべし!なので、丼の底からグリングリンと混ぜます。
濃いめの醤油ダレ+香りよいラードをアツアツの麺と絡めていくと、ブワッといい香りが鼻に抜け食欲ブースト!
麺は関西の雄、棣鄂製。平打ち太麺に溝が入ったやつは確か「ウイング麺」とか呼ばれてるやつでしたっけかね。当然その形状からタレを目いっぱい絡めとるのでメニューとの相性は抜群です。
ひき肉は少ないですが牛肉なのが目新しいですな。あと、生の紫タマネギのシャキシャキ感とほのかな辛みとほろ苦さがいいアクセント。あとフライドオニオンの香ばしさも名脇役って感じ。
チャーシューは低温調理の肩ロース。ムッチリ食感のものですが、最近個人的に低温調理モノは飽きてきた感あるかな。。
ということで、サクッといただきごちそうさま。
古くは武蔵境「珍々亭」に繋がるであろう、麺とタレと油で食わせるシンプルな武蔵野系油そばを今風にブラッシュアップした逸品、といった印象のメニューでした。
さすが実力店が作るだけあり、破綻のない仕上がりでしたね。そんな中、特に麺の個性が光ってた気がします。
梅小路の扇形庫は京都に来たら寄るのが義務なのでw、その時にはまた使わせてもらいます。
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こってりラーメン(750円)@梅小路京都西・味の名門 総本家
2023-03-08
京都に来ています。 朝抜きでの新幹線で移動だったので腹ペコ。駅前でレンタサイクルを借り、梅小路の鉄博に行く前に、近くの渋いラーメン屋へ。
その老舗っぽい屋号から、かなり場末な感じを想定していましたが、お店は明るく清潔!
口開けだったからか、カウンターもステンレスでピカピカに磨かれ気分いいですね。あと、ホールのマダムがおっとり朗らかですごく感じがいいなぁ。
客層はほぼガテングループ+たまにリーマン。完全に男食堂です。
ラーメン+唐揚げ+ライスのセットに激しく心動かされるも、遠征中は連食の身、泣く泣く「こってりラーメン」単品で。
お姉さんから「並でよろしぃ?」と確認が入りますが、並で。
まもなく着丼。
京都で「こってり」というと天一を想像しちゃうけど、同じ鶏白湯でもかなりサラッとした感じ。仄かに鶏の臭み(いい意味で)があり、塩気はかなり強め。
麺は細ストレート。加水は低めで、最初は粉っぽさが残る香り。後半スープを吸ってダレますがその柔さも心地よいタイプ。麺量は130gなかった感じ。
チャーシューは極薄のロース煮豚スライスが3枚。そして青ネギたっぷり。メンマはおまけな感じかな?
ボリュームは少な目で、注文時「並でよろしぃ?」と聞かれたのも納得。これは腹ペコ時はセットで頼む前提ですね。
ということで、サクッといただきごちそうさまでした。
うん、観光客はたぶん来ない京都の地元ラーメン、といった風情でかなり気に入りました。
鉄博に来た際にまた寄ろうかな。次回はから揚げセットで!
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